DS Automobile × Le Veritable Cherbourg
DS オートモビル × ル・ヴェリターブル・シェルブール
総勢80台超のクラシック・フェラーリがローマへ集結! 時空を超えたクルマと町の共演
フランス大統領官邸御用達の高級傘
最近ハイブランド界隈で「サヴォワフェール(savoire-faire)」という単語をよく聞くようになった。ノウハウやスキルなどと訳されることの多いフランス語だが、本来の意味には“継承されるべき伝統的な仕事”というニュアンスを含む。「匠の技」といった訳語がしっくりくるかもしれない。
「真のサヴォワフェール」を備えたブランド同士、ということでDSオートモビルがコラボレーションしたのがル・ヴェリターブル・シェルブール。エリゼ宮(フランス大統領官邸)御用達として公式に認められるフランスの高級傘メゾンだ。
ル・ヴェリターブル・シェルブールの傘はすべて手作り。日本でいうところの“人間国宝”に指定された職人が製作にたずさわり、およそ50の工程を経て一本一本が人の手で作られている。
シェルブールと聞けばすぐに思い浮かぶのが映画『シェルブールの雨傘』と「モナムール ジュ タタンドレ トゥト マ ヴィ」と切なく歌うカトリーヌ・ドヌーブの泣き顔。ル・ヴェリターブル・シェルブールの出生にもあの名画は密接に関わっている。
創業者にして前社長のジャン=ピエール・イヴォンは元々プロの写真家だった。撮影でほうぼうを飛び回るうちに、自身の生まれた街の名がどの土地でも馴染みをもって受け入れられていることを知る。すなわち、1963年のミュージカル映画『シェルブールの雨傘』のおかげだった。
1800年代より代々続く革製造職人の家庭に生まれ育ってきたイヴォンは、その愛する故郷の名をモチーフに、1986年よりハンドメイド傘の製作に着手。強風にも耐えうる頑丈さとフランスのエレガンスをあわせもった高級傘は瞬く間にフランスを代表するラグジュアリーメゾンとして名声を獲得、ギャラリー・ラファイエットなどパリの著名店の取り扱いブランドとなった。
人間国宝のものづくりを継承する
DSストア東京とのコラボレーション発表に際し、今回来日したのは前社長のご子息にして、2018年に新CEOとして会社を受け継いだシャルル・イヴォン。以前は自身で工房に立つこともあったというシャルル氏による、傘作り工程のプレゼンテーションも行われた。
「最低4年はトレーニングを積まなければ我々の傘は作れません」とシャルル氏は言う。「一本の傘を作るのにはおよそ50の工程が必要です。弊社の傘は人間国宝の技術が支えていますが、一番大切なのはそれをいかに継承していくかだと考えています」
技術だけでなく、同社の傘そのものも受け継がれていくことを想定した作りになっている。“手元”と呼ばれる部分には籐(トウ)やシデ、カエデなどを用い、使うほど、持つほどに木の味が出る。釘は錆や腐食を防ぐために真鍮でできていて、ネームバンドには生地を傷める留め具は用いない。同社の傘はちょっと離れたところからでもそれとすぐ分かるので、フランスではル・ヴェリターブル・シェルブールの傘をもった他人同士がすれ違いざまにすっと会釈する、という場面も見られるという。
各国王室やハイソサエティともつながりの深い同社の傘は、エレガントな風情だけでなく、風速150km/hのテストにも耐えたアンティブラスク(anti bourrasque=強風に耐える)であれば嵐の日にも使える頑丈さをもつ。シャルル氏曰く「パーソナライゼーションを希望されるお客様も多いですね。ステッチの配色やプレートの材質、生地使いなど自分だけの仕様をリクエストなされます」
ル・ヴェリターブル・シェルブールの傘は日本での正式展開はまだされていないが、今回DSストア東京がポップアップストアに変身。いち早く同社製の傘を手にとり、その場で購入することもできる。色とりどりの傘が並ぶ店内は、まるで『シェルブールの雨傘』の世界そのものだ。
2019年9月25日~10月31日までの期間限定で、販売する傘は2モデル。「アンティブラスク」と呼ぶ耐風性モデルの価格は2万6414円、折り畳みの「ル・プリアン」が2万3112円(いずれも税込)。また、9月26日から10月31日の期間中にDSモデルを新車購入した顧客には、DSロゴ入りル・ヴェリターブル・シェルブール製傘(非売品)が贈呈される。
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