ランドローバー ディフェンダー、「レゴ」と「ムストー」とのパートナーシップを発表

アウトドアブランド＆レゴとのコラボレーション

ランドローバーは、フランクフルト・モータショー（IAA）でワールドプレミアされた新型ディフェンダーと、セーリング＆アウトドアウェアのトップブランド「ムストー（Musto）」、そしてレゴブロックの上位レンジ「レゴ・テクニック（LEGO TECHNIC）」とのパートナーシップを発表した。

Land Rover Defender & LEGO TECHNIC

ランドローバー ディフェンダー & レゴ・テクニック

実車と変わらないドライブトレインをレゴで再現

レゴ・テクニックはモーターや歯車を組み込んだレゴの上位機種で、早くもシリーズに新型ディフェンダーを追加。自分の部屋で新型ディフェンダーを組み立てることができるようになった。ランドローバーの開発陣とレゴによって共同開発されたレゴ・テクニックのディフェンダーは、実車が発表されたIAAにおいて公開。2573ピースのパーツで構成されており、様々なファンクションを楽しむことができる。

本物と同じ構成のボディパネルとホイール、3基のディファレンシャルを備えた4輪駆動システム、独立懸架式サスペンション、作業用ウィンチなどをレゴで再現。レゴ・ファンにとっても自動車ファンにとっても、組み立てることでディフェンダーの仕組みを理解することができる。

10月1日からオンラインショップでの販売をスタート

レゴ・グループのマーケティングディレクターを務めるニールズ・ヘンリック・ホーステッドは、今回のコラボレーションについて以下のようにコメントした。

「レゴが持つすべての要素を駆使して、子どもたちは想像の世界を具現化しています。今回、私はこの新しいモデルを前にして興奮を隠せません。レゴ・グループのデザイナーは本当に素晴らしい仕事をしてくれました。ランドローバーの協力を得て、ディフェンダーが持つ機能、デザイン、革新的なパワートレインを組み込むことができました」

レゴ・テクニック ディフェンダーは、10月1日からオンラインショップでの販売がスタートする。

Land Rover Defender & Musto

ランドローバー ディフェンダー & ムストー

「ムストー」と共同開発されたウェアとアウトドア装備品

新型ディフェンダーは、レゴだけでなくウェアブランドとのパートナーシップも展開される。

1964年の東京オリンピック・セーリング競技メダリスト、キース・ムストーが立ち上げたアウトドアウェアブランド「ムストー」と協働。ディフェンダーの耐久性と機能にインスパイアされた新たなライン「アバーブ・アンド・ビヨンド（Above and Beyond）」を立ち上げた。

今回発表された男性用／女性用のパフォーマンスウェアとアウトドア用イクイップメントは、50年に及ぶムストーの伝統と高い技術がふんだんに盛り込まれている。

コレクションの目玉と言えるのが、RECCO反射アンテナを備えた高機能ジャケット。これは救助が困難な地形において遭難した場合でも、捜索をサポートする機能を備えている。また、ジャケットの裏地には、NASAでも使用される完全防水のエアロジェルによって保護されたポケットを装備。携帯電話を保護しながら、長時間充電し続けることが可能になった。

ディフェンダーが拡大したアウトドアのイメージ

ジャガー・ランドローバーのブランドグッズ＆ラインセンス商品ディレクターを務めるジョー・シンクレアは、ムストーとの協力関係について以下のように説明する。

「新型ディフェンダーは自動車デザインの限界を拡大したモデルです。そして今回、ムストーと協力してディフェンダーからインスピレーションを得た、先進的なパフォーマンスコレクションを開発しました。これはディフェンダーの世界観と機能を冒険の世界へと広げた製品となります」

今回のコレクションには、頑丈なボトル、極限の状況でも使用できるペン、6000kgの引張強度を備えたユニークなアクティビティベルトも含まれている。