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ニューモデル 2019.9.12

新型 ランドローバー・ディフェンダー発表 タフな4輪駆動モデルのアイコン

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上級志向になった新しいディフェンダー

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)2016年に販売を一度終了していたランドローバー・ディフェンダーが、生まれ変わった。エンスージャストの高い要求に答えつつ、クルマの魅力を高めたのが、次世代ディフェンダーだといえる。

    【画像】新ランドローバー・ディフェンダー 全46枚

先代モデルは生産終了前まで、年間5000台程度が個人へと販売されていたが、ビジネス用途での販売は1万5000台を数えていた。しかし新しいディフェンダーはスロバキアのニトラに新設された工場にて製造されるが、その製造可能台数は年間15万台。この工場ではディスカバリーも製造されるとはいえ、ディフェンダーの販売台数も5倍近くを稼ぐ必要がある。

そのため新しいディフェンダーは先代では叶わなかった、北米と中国を含む世界各国の自動車の規制や法規に合致するように設計をされている。世界128の国と地域で発売されることになる。

新しいディフェンダーは、従来のランドローバーのモデルよりも優れた走破性と実用性を備えている。ラインナップには軍事目的も含む、様々なライフスタイルに合わせた仕様が設定される。用意されるアクセサリーは170種類にも及び、トップグレードの価格は最新のレンジローバーの価格帯に達する10万ポンド(1300万円)を超えるとのこと。

当面は5ドアのディフェンダー110の英国での価格は4万5240(588万円)万円から。エクスプローラー、アドベンチャー、カントリー、アーバンと呼ばれる4種類のパッケージが用意される。いち早くオーダーをした顧客は、英国なら2020年初頭に納車が可能だとのこと。一方でコンパクトな3ドアのディフェンダー90は英国では近々に発売が開始され、一般向けの価格は4万ポンド(520万円)から、商業モデルとしては3万5000(455万円)からとなる。

パワートレインはガソリンエンジンとマイルドハイブリッド、ディーゼルエンジンから選択ができる。プラグインハイブリッド搭載車も1年後には発売が開始されるという。

新しいディフェンダーの設計とデザイン

新しいディフェンダーで最も意見が分かれるところは、エクステリアデザインだろう。実用主義のオリジナルモデルを進化させ、洗練されつつ、無骨な魅力も備えることを目標としている。先代を思わせる部分としては、短いオーバーハングを含むプロポーションや四角くカットされたホイールアーチ、直立したシェイプ、ボディのウェストラインなどがあげられる。

またBピラー付近まで傾斜のついたルーフラインや、屋根のサイドにレイアウトされた窓「アルパインライト・ウインドウ」も特徴的だ。110の場合は2列目シートの乗員が開け閉めできるファブリック製のルーフを選択できるほか、ルーフテント、サイドラダーなどが使徒の可能性を高めてくれる。

「タフで親しみやすい」というデザインテーマをもとに、デザインチームは多くの機能装備を残して仕上げている。ドアハンドルはもちろんだが、インテリアのドアを固定するボルトもあえて露出させた。ボンネットはクラムシェルで、テールゲートはサイドヒンジ。リアに取り付けられる、スペアタイアはオプションだ。白塗りのスチール・ホイールもオプショで設定される。

ダッシュボードはマグネシウム合金で、構造体も兼ねており、視認性を確保するために見切りは低い。10.0インチのデジタルモニターはダッシュボードと意図的に独立したデザインとなっている。デザインの指揮を取ったマクガヴァンは、「あえてハイテクなクルマのようには見せたくなかった」 と話している。

モニターにはランドローバーの次世代インフォテインメント・システム「ピビ・プロ」を搭載。かねてより評判の良くなかった従来のものよりユーザビリティが向上し、直感的に操作できるという。従来と比較して、同じ機能を実行するのに50%も操作数が減っているという。またシステム・ソフトウエアの更新は、無線でも可能となる。

シフトセレクターはダッシュボードにマウントされ、初期のランドローバーに見られた、「ジャンプ」ベンチシートもオプションで装備が可能。つまり、ディフェンダー110は、5名、6名、7名の定員から選択が可能となる。マニュアルは用意されない。2列目シートの後ろのラゲッジスペースの容量は1075Lで、2列目シートを畳めば2390Lにまで増やせる。一方でディフェンダー90の定員は最大で6名だ。

当初のエンジンは4種類、追ってハイブリッドも

新しいディフェンダーはランドローバーのD7xプラットフォームをベースにしている。「x」はエクストリームの略。ランドローバーが生み出してきた中でも最も強固なボディ構造だという。既存のアルミニウム製のモジュラー・アーキテクチャに手を加えたものながら、95%は新しいという。純EVには対応しないものの、先述の通りハイブリッド化も視野に入れられている。

これまでにディフェンダーがクリアしたテストは、砂漠や高地、北極圏など、延べで193万kmにも及ぶ。また製造に向けてロボットによる耐久性テストも含む、6万2000ものテスト項目に挑戦しているとのこと。

スペックとしては最低地上高が291mm、アプローチアングルが38度、デパーチャーアングルが40度、渡河性能は900mmとなっている。最大積載量は900kgで、ルーフには300kgまでの荷物が搭載でき、牽引重量は3500kgとなっている。

駆動方式はパートタイム4輪駆動で、サスペンション形式は独立懸架式。コイルスプリングかエアサスペンションを選択ができる。ロック・センターデフとアクティブ・リアロック・デフも選択が可能だ。またオフロード走行を支援するシステムとして、ディフェンダーにはコンフィギュラブル・テレインレスポンスと呼ばれる機能を搭載。状況に応じて様々な電子制御システムを統合して自動的に制御してくれる。また運転のしやすさを向上させる目的で、3段階のスロットルレスポンスと、トランスミッションの変速レスポンスの設定も用意された。

新しいディフェンダーには、4気筒のディーゼルエンジンと4気筒と6気筒のガソリンエンジンが用意される。プラグインハイブリッドのP400eは2020年に追加となる見込み。

ガソリンエンジンは4気筒のP300と6気筒のP400。300psを発生させるP300は、0-100km/h加速を8.1秒でこなし、二酸化炭素の排出量は227g/kmとなっている。P400の最高出力は400ps。最大トルクは56.0kg-mで、マイルド・ハイブリッドシステムを搭載し、0-100km/h加速は6.4秒、燃費は10.4km/Lで二酸化炭素の排出量は220g/kmとなる。

ディーゼルエンジンは、D200とD240とが用意され、どちらも最大トルクは43.7kg-mを発生し、平均燃費は13.1km/L、二酸化炭素の排出量は199g/kmとなる。200psのD200は0-100km/h加速を10.3秒、240psのD240は9.1秒でこなすという。

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