現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 国内10台限定! BMW M5の35周年を記念した特別限定車 価格2160万円

ここから本文です

国内10台限定! BMW M5の35周年を記念した特別限定車 価格2160万円

掲載 更新
国内10台限定! BMW M5の35周年を記念した特別限定車 価格2160万円

全世界350台限定の希少モデル

  BMWは、BMW M社が開発するハイパフォーマンスセダン、BMW M5の初代モデルが発売された1985年から35年。そんな節目を記念した特別限定車「BMW M5 35 Jahre Edition(フュンフ・ドライシッヒ・ヤーレ)」を、10台限定(全世界350台限定)で販売を開始した。納車は12月以降順次行なわれる。

100年以上の歴史を持つ名機 直6エンジンの技術と歴史を振り返る

 近年、アッパーミドルクラスのセダンは、ラグジュアリーな雰囲気を漂わせながら、スポーツ性を併せ持つモデルが多い。高額車種ゆえに潤沢なコストをかけられることから、与えられた二物はいずれも高い水準に達しており、”セダン=親父クルマ”という印象はまるで感じさせない。BMWの5シリーズも多分にもれず、BMWの高度な技術を結集し、極めてダイナミックな走りが味わえることから、「ビジネスアスリートにとって理想の1台」と称され、上質な物、そして走りにもこだわる大人に支持されている。

 そんな5シリーズをベースに、BMW M社のチューニングによって同車の潜在能力をさらなる高みへと引き上げたのがBMW M5。その歴史は1985年、2代目5シリーズ(E28型)の時代まで遡る。BMW初のスーパーカー、M1の直6エンジンを搭載し、当時としては世界最速の4ドアセダンと言われ、それまで速さとは縁遠い存在だった4ドアサルーンのイメージを変えた。その後、高性能セダンとしての能力は6代目となる現行型まで受け継がれ、2019年にはサーキット志向を際立たせたBMW M5 Competitionを発表。ラグジュアリースポーツセダンとして確固たる地位を確立した。

 BMWは、1985年に誕生したM5が35周年という節目を迎えることを記念し、特別限定車「BMW M5 35 Jahre Edition(フュンフ・ドライシッヒ・ヤーレ)」の発売をアナウンス。M5 Competitionをベースに内外装に限定装備を多数採用したスペシャルモデルで、日本国内10台限定(全世界350台限定)で販売される。

 最高出力460kW(625PS)/6000rpm、最大トルクは750Nm/1800~5860rpmを発揮する4.4LのV型8気筒エンジンを搭載。Mモデル専用4輪駆動システムであるM xDriveや、ドライブロジック付き8速Mステップトロニックトランスミッションといったメカニズムによって、高性能エンジンの能力は最大限引き出され、アッパーミドルクラスのセダンのなかでは図抜けたパフォーマンスを誇る。

 インテリアは、ブラックフルレザーメリノシートを装備し、限定デザインとなるベージュコントラストステッチがあしらわれている。さらに、インテリアトリムにはより耐久性の高い、アルマイト加工が施され、淡いゴールドのアルミトリムが採用されているのも特別なモデルである証といえよう。重厚感あるブラックの内装に、上品なゴールドのアクセントが加わることで、他にはない高級感とスポーティさが融合されている。さらに「35 Jahre」と刻まれたドアシルや、「M5 Edition 35 Jahre 1/350」の文字が浮かび上がるカップホルダーカバーなど、細部に至るまで特別な限定車であるということが演出され、乗り込むたびに満ち足りた気持ちになるのは間違いない。

 ボディカラーは、シルクのような滑らかさを備えたマットな色味で、上質かつ力強い存在感を放つ限定色、フローズン・ダーク・シルバーを採用。そのほかにも、70km/h以上での走行時に点灯し、LEDライトの約2倍に相当する最大600m先を照らすBMWレーザーライトも特別装備している。

 M5 35 Jahre Editionは、最先端の技術と高度なインテリジェンスの結晶であり、日常的な移動はもちろん、スポーツ走行をたしなむオーナーも納得のパフォーマンスを持つ。車両価格は2160万円と高額ではあるが、それに見合う価値は大いにある。

関連タグ

こんな記事も読まれています

GRヤリスRally2の潜在能力がヤバい! デビューしたてなのにトップドライバーたちが絶賛する「驚きの性能」とは
GRヤリスRally2の潜在能力がヤバい! デビューしたてなのにトップドライバーたちが絶賛する「驚きの性能」とは
WEB CARTOP
明暗別れた金曜の走り出し。勝田が語る“インカット”の影響と勝者オジエとの違い/WRCクロアチア
明暗別れた金曜の走り出し。勝田が語る“インカット”の影響と勝者オジエとの違い/WRCクロアチア
AUTOSPORT web
フロント一新、小型SUV『ミツビシASX』が大幅改良。HEV・MHEV・ガソリン車が6月から欧州で発売
フロント一新、小型SUV『ミツビシASX』が大幅改良。HEV・MHEV・ガソリン車が6月から欧州で発売
AUTOSPORT web
「ヘンタイ」が褒め言葉に聞こえたらかなりの重症! 重度のクルマ好きがやりがちな「一般人には理解不能」な行為7つ
「ヘンタイ」が褒め言葉に聞こえたらかなりの重症! 重度のクルマ好きがやりがちな「一般人には理解不能」な行為7つ
WEB CARTOP
スズキ「“超凄い”ソリオ」実車展示! 高機能レーダー多数搭載! “自動で走る“機能搭載の「ハイトワゴン」運行の理由とは
スズキ「“超凄い”ソリオ」実車展示! 高機能レーダー多数搭載! “自動で走る“機能搭載の「ハイトワゴン」運行の理由とは
くるまのニュース
全くもって一貫性がない……! ペナルティに泣くアストンマーティン、F1の裁定に不満タラタラ「アロンソとストロールに厳しい」
全くもって一貫性がない……! ペナルティに泣くアストンマーティン、F1の裁定に不満タラタラ「アロンソとストロールに厳しい」
motorsport.com 日本版
本誌執筆陣がオススメするいま注目のモデルをピックアップ!「このクルマ、間違いないです!」ル・ボラン2024年6月号、本日発売!!
本誌執筆陣がオススメするいま注目のモデルをピックアップ!「このクルマ、間違いないです!」ル・ボラン2024年6月号、本日発売!!
LE VOLANT CARSMEET WEB
トヨタ、北京モーターショー2024で、バッテリーEVの新型モデル「bZ3C」「bZ3X」を世界初公開
トヨタ、北京モーターショー2024で、バッテリーEVの新型モデル「bZ3C」「bZ3X」を世界初公開
月刊自家用車WEB
三菱ふそうが「ジャパントラックショー2024」に出展! 新型モデル「スーパーグレート」特別仕様車や新型「eCanter」キャリアカー展示
三菱ふそうが「ジャパントラックショー2024」に出展! 新型モデル「スーパーグレート」特別仕様車や新型「eCanter」キャリアカー展示
くるまのニュース
【バイク版ナビ】「MOTTO GO」プレリリース版が公開!カーナビの名門パイオニアが7月提供予定サービスを先取り体験だ!  
【バイク版ナビ】「MOTTO GO」プレリリース版が公開!カーナビの名門パイオニアが7月提供予定サービスを先取り体験だ!  
モーサイ
「ご当地ほりにし」国内2県で新たな地域限定ラベルが登場!
「ご当地ほりにし」国内2県で新たな地域限定ラベルが登場!
バイクブロス
フィアット500に、1.2Lエンジンを搭載する新グレード「1.2 Dolcevita」を設定
フィアット500に、1.2Lエンジンを搭載する新グレード「1.2 Dolcevita」を設定
月刊自家用車WEB
「アップガレージ青森三沢店」が5/12にプレオープン!
「アップガレージ青森三沢店」が5/12にプレオープン!
バイクブロス
トーヨータイヤ、EV専用を含む小型トラック向けに2種類の新製品
トーヨータイヤ、EV専用を含む小型トラック向けに2種類の新製品
日刊自動車新聞
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
くるまのニュース
ついに登場 メルセデス・ベンツ新型「Gクラス」世界初公開! 初の電気駆動Gクラス「G580」は“その場で旋回”できる機能を搭載!?
ついに登場 メルセデス・ベンツ新型「Gクラス」世界初公開! 初の電気駆動Gクラス「G580」は“その場で旋回”できる機能を搭載!?
VAGUE
ラウル・フェルナンデス、ヘレステストで最新型アプリリアMotoGPマシン初ライド。直前のスペインGPでは昨年型使用
ラウル・フェルナンデス、ヘレステストで最新型アプリリアMotoGPマシン初ライド。直前のスペインGPでは昨年型使用
motorsport.com 日本版
香りや消臭力を3段階で調整可能!P&Gが車内用の「ファブリーズ」を12年ぶりに改良
香りや消臭力を3段階で調整可能!P&Gが車内用の「ファブリーズ」を12年ぶりに改良
@DIME

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1959.02510.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

242.01580.8万円

中古車を検索
M5の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1959.02510.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

242.01580.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村