GLEクーペ、フル刷新で2代目に
メルセデス・ベンツは、GLEクーペをフルモデルチェンジし、投入する。
2代目となったGLEクーペの実車が公開されるのは9月開催のフランクフルト・モーターショー。ライバルはBMW X6にあたる。
GLCの1つ上、GLSの下に位置するボディサイズであり、昨今勢いを増している「SUVクーペ」群に一石を投じる。
・ポルシェ・カイエン・クーペ
・アウディQ8
・BMW X6
上記が代表的なライバルにあたり、レンジローバー・ヴェラールの存在も軽視することはできないだろう。
GLEクーペのサイズ、どう変わった
SUVのGLEとベースを共有するものの、全長はGLEより15mm、全幅は63mm大きい。(欧州値)
ホイールベースはフルモデルチェンジ前のGLEクーペより20mm長くなっている。
全高は1722mm。同世代のGLEより56mm低い。エアロダイナミクスは先代より9%改善されているという。
車体前方はGLEとまったく同じであるが、後方は大きく異なっている。ルーフは大きく傾斜し、クーペのような外観になっている。したがってテールランプもGLEとGLEクーペは大きく異なっている。
GLEクーペ、英国ではディーゼルのみ
シャシーはGLEとGLEクーペで異なるチューニングがなされており、メルセデス・ベンツは「よりスポーティで緊張感のあるチューニングにした」とコメントしている。
AUTOCARの本拠地がある英国では、エアサスペンションが標準になるということだ。また、スプリングとダンパーをそれぞれの車輪ごとに制御する48V「Eアクティブ・ボディ・コントロールシステム」も選ぶことができる。
また同マーケットのエンジン展開は3.0L 6気筒ディーゼル2種類のみとなる。
350d
最高出力:272ps
最大トルク:61.2kgm
400d
最高出力:330ps
最大トルク:71.3kgm
価格はまだ発表されていないが、標準のGLE 350dの英価格6万2000ポンド(805万円)より高価な設定となる。
内装、ホイールベース増の影響も
インテリアは、GLEクーペ/GLEともに、ほとんど同じであるといっていい。
12.3インチのスクリーンが目を引くダッシュボードは全く同じものである。
いっぽうでGLEクーペはナッパレザー巻きのスポーツステアリングホイールとスポーツシートを標準で組み合わせる。
ホイールベースが20mm長くなったことで、室内と後部ドアの開閉面積は大きくなっている。
荷室容量はわずか5Lしか大きくなっていないが、40/20/40の分割可倒式シートを倒せば70Lの容量が確保されるとのことだ。
また開口部が低くなていることで、後方からトランクへの荷物の出し入れがしやすくなっている。くわえてエアサスペンションが50mm車高を落とし、アクセスをよりよくする。
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