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2019年後半 英国版これから登場予定のニューモデル 一挙ご紹介 10月分 後編

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2019年後半 英国版これから登場予定のニューモデル 一挙ご紹介 10月分 後編

キアe-ニロ

もはや欧州ライバルメーカーたちの後追いでは満足できなくなったヒュンダイとキアは、キアe-ニロとその派生モデルとも言えるヒュンダイ・コナEVによって、信頼性が高く手ごろなEVを創り出すメーカーとしていまや業界をリードする存在となっている。

【画像】10月登場予定のニューモデル 後編 全7枚

64kWhのバッテリーを積むe-ニロの価格は3万2995ポンド(431万円)というものであり、その435kmとされるWLTP基準での航続可能距離は、ほとんどすべての一般的なEVモデルだけでなく、いくつかのプレミアムモデルをも凌ぐ。

さらに、コナEVよりも大柄なボディを持つこのクルマであれば、真のファミリーカーとして役割を果たすことも可能だ。

ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ

ランドローバーで人気の7シーターモデル、ディスカバリー・スポーツにもモデルライフ中盤を迎えフェイスリフトが行われているが、それの中味は想像以上のものであり、ほとんど変化のない外観に惑わされてはいけない。

2019年モデルのイヴォークと同じプラットフォームを採用するなど、その中味は大幅に進化している。

新プラットフォームの採用により、初めてそのモデルラインナップのほとんどで電動パワートレインを搭載することが可能になるとともに、より多彩なシートアレンジと大型のラゲッジスペースを備えたインテリアスペースを確保することにも成功している。

さらに、ヴェラールで初採用されたインテリアとともに、カメラを使って車両前方や急斜面の逆側を確認することのできる、透明なボンネットとも言うべきクリアサイト・グラウンドビューなど、新たなオフロード向けテクノロジーもオプション設定されている。

メルセデス・ベンツVクラス

メルセデスにとっては、決して2019年にデビューするなかでもっとも重要な存在ではないかも知れないが、新型Vクラスはタクシー業界にとっては注目のモデルだ。

商用バンをベースに多くのひとびとを運ぶことのできるこの大型モデルには、今年大掛かりな改良が施されており、数々の最新技術が採用される一方、そのパワートレインはこれまでのキャリオーバーとなる。

プジョー3008 PHEV

見事なタイミングで登場したプジョー3008は、小型SUV市場で日産キャスカイといったモデルにとっての強力なライバルであり続けており、プラグインハイブリッドモデルの登場は、さらにこのクルマの魅力を高めることになるだろう。

3008 PHEVが積むのは、PSAグループのハイブリッド4システムであり、200psを発揮するガソリンエンジンに、それぞれフロントとリアアクスル上に設置された2基の電気モーターを組み合わせることで300psという合計出力を達成している。

ハイブリッド化により四輪を駆動するとともに、6.5秒の0-100km/h加速、48kmのEV航続距離を達成しており、3万5000ポンド(457万円)程度と予想される価格は、現在の3008のトップモデルからは若干の値上がりとなる。

プジョー508 PHEV

PSAグループの大掛かりな電動化計画の一環として、プジョーが誇るスタイリッシュなサルーンにもハイブリッドモデルが登場することになる。

508 PHEVには225psを発揮するハイブリッドシステムが搭載され、49g/km以下のCO2排出量を達成するとともに、EVとしての航続可能距離は最大40kmを確保している。

ヴォクゾール・ヴィヴァーロ

2014年に登場したばかりのバンモデル、ヴォクゾール・ヴィヴァーロだが、そのわずか5年後にはこのクルマの新型がデビューしている。

その理由は、2014年登場のヴィヴァーロがベースとしていたのは、ルノー・トラフィックのプラットフォームだったからであり、いまやヴォクゾールはPSAグループの一員として、ルノーとはライバル関係にあるのだ。

新型ヴィヴァーロが生産されるのは、ヴォクゾールのルートン工場であり、これによってこの工場の命脈が保たれるとともに、同じPSAグループのバンモデル2台、プジョー・エキスパートとシトロエン・ディスパッチとEMP2プラットフォームを共有することになる。

このクルマには、ヴィヴァーロ・ライフという名の乗用モデルも登場しており、同じくエンジンやテクノロジー、使い勝手といったものがすべて一新され、改良されている。

ヴォクゾールからはヴィヴァーロの電動化バージョンも2020年に登場する予定だ。

フォルクスワーゲンT-Roc R

300psを発揮するR-Roc Rによって、フォルクスワーゲンもホットSUVのセグメントに参入するのであり、クラスでもっとも機敏なモデルになるとしている。

T-Rocはゴルフ・ハッチバックと多くのアーキテクチャを共有しており、このクルマの中味が基本的にはゴルフRだというのも当然だろう。

2.0L 4気筒ターボエンジンもゴルフRと共通だが、このエンジンはT-Roc Rにとってはフォルクスワーゲングループの同門であり、主要なライバルでもあるクプラ・アテカにも積まれているものだ。

さらに、T-Roc Rにはフォルクスワーゲンの4モーション四輪駆動システムとダイナミック・シャシーコントロールが与えられている。

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