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ニューモデル 2019.8.21

ロールス・ロイス、鮮烈なオレンジをまとった世界に1台のカリナンをモントレーで披露

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Monterey Car Week 2019

モントレーカーウィーク 2019

    ロールス・ロイス、鮮烈なオレンジをまとった世界に1台のカリナンをモントレーで披露

大富豪が一目惚れしたビビッドなオレンジ

ロールス・ロイスは、モントレーカーウィーク2019で行われた“ザ・クウェイル・ア・モータースポーツ・ギャザリング”で、ビスポークカラーをまとった世界に1台のカリナンを披露した。

クウェイルの会場でアンベールされたのは、「カリナン イン フックス オレンジ」と呼ばれる、目の覚めるような鮮やかな外板色をまとった1台。フックスとはつまり、この車両がアメリカの大富豪であり、カーコレクターとしても有名なマイケル・フックスのオーダーであることを意味する。

ロールス・ロイス・モーターカーズのトルステン・ミュラー-エトヴェシュCEOは説明する。

「マイケルはロールス・ロイスのビスポークモデルがもつ芸術性の、真の理解者です。外観の仕上げから様々なマテリアル同士の完璧な色の組み合わせまで、彼は絶えず我々に対し色に挑戦する機会を与えてくれます。そして10年以上にわたる彼との関係の中で、我々のチームが失敗したことは一度としてありません。彼が作ってきたのは、次の世紀にペブルビーチ・コンクール・デレガンスの芝生の上を飾るであろうロールス・ロイスなのです」

理想の色と塗面が完成するまで約1年

グッドウッドにある同社工場のビスポーク・デザインおよびカラー開発部門に対し、Mr. フックスが注文したのは力強いオレンジ色の外板色。南フロリダで見かけた女性がまとっていた洋服の色が、彼の目に焼き付いていた。その洋服を買い求め、ビスポーク・チームのもとへと届けたという。

1年近くをかけて、チームは完璧な仕上げを追求。もちろん最終的には7コートのペイント層を、さらに数時間もかけて手で磨き上げる工程を経て、ロールス・ロイス基準に見合うクオリティの外板を実現した。ホイールのセンターにも、同じ“フックス・オレンジ”を使ってピンストライプが描かれている。

白基調の内装にも、レザーシートのステッチやヘッドレストにあしらわれる“RR”の刺繍、フェイシアのウッドパネル、リヤビューミラー、ラムズウール仕立てのフロアマットなど、随所にオレンジを差し色として使用した。

マイケル・フックスはキューバ出身の大富豪。アメリカ移住後に興した中古タイヤとバッテリーの販売会社を足がかりに様々な事業へ挑戦し、寝具メーカーの長として大成功を収めた叩き上げの人物だ。自動車愛好家としても有名で、マクラーレン・セナやブガッティ・ヴェイロン、フェラーリFXXなど、160台を超すコレクションを保有する。

ロールス・ロイスは、世界中の顧客のために数十におよぶ特別色を用意しているが、10色ものオリジナルカラーを持つのはMr. フックスのみという。ちなみにこれまで彼がオーダーし、フックスの名を冠した“専用色”は、フューシャパール(ファントム)、フューシャ(ドーン)、ブルーキャンディ(同)、インテンス・ジェイドパール(ファントム)、エクウス・グリーン・ジェイドパール(レイス)、ホワイト(ゴースト)、パープルキャンディ(ファントム ドロップヘッド クーペ)、レッドキャンディ(同)、イエロー(同)の10色。

マイケル・フックスはその巨万の富を社会へ還元すべく、2006年にマイケル・フックス財団を設立。重病に苦しむ子供たちを救おうと、数百万ドルの支援を行ってきた。さらにマイアミのニクラウス小児病院にフックス・ファミリー・センターを作り、妻のグロリアとともに子供たちを楽しませるイベントも実施。彼の所有する色とりどりのコレクションは、募金活動の一環としても使われている。

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(GENROQ Web 三代やよい)

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