ミドシップエンジン採用
GMが、2019年第2四半期の業績を発表した。これに合わせて、GM史上初となるミドシップエンジン・レイアウトを採用した新型コルベットについての情報が新たに追加された。
2020年式のコルベットとなる新型「シボレー・コルベット・スティングレイ」は、7月にワールドプレミアを飾った。今後のGMの車両に採用される新型デジタル・プラットフォームなど、数々の新技術が組み込まれている注目車種だ。
新型には大きな需要が見込まれるため、GMはケンタッキー州のボウリンググリーン工場での2交代シフト制の導入や時間給労働者400名を増員し、ニューモデルの生産を拡大しているところだ。2011年以降、GMは同施設に9億ドル以上を投資している。
この新型「シボレー・コルベット・スティングレイ」は、北米市場では6万ドル(637万円)を切る価格から用意されており、V8ミドシップエンジンのスーパーカーとしてはかつてない戦略的な価格設定となっている。ディーラーでの販売開始は、第4四半期後半を予定しているが、日本国内での販売時期は現在のところ明らかになっていない。
ピックアップトラック好調
またGMは、フルサイズ・ピックアップトラックの販売が好調に推移しており、新型ライトデューティークルーキャブのシボレー・シルバラードおよびGMCシエラの投入により、第2四半期連続で前年同期比2桁の伸びを実現したことを発表。
ライトデューティー・ピックアップトラック全体での小売市場に占めるシェアは、第1四半期から第2四半期にかけて約3%アップしており、同セグメントにおける市場シェアリーダーとしての地位を維持している(J.D.パワー調べ)。また、より手頃な価格帯のレギュラーキャブやダブルキャブを含むすべてのスタイルのキャブモデルのフル生産が3月に開始され、顧客の需要に応えられるラインナップを用意することに成功したという。
6月には最新型ヘビーデューティーピックアップトラックを投入、初期の生産はHDクルーキャブモデルを中心に進められ、ライトデューティー・ピックアップトラックと同じようなペースで発売される予定である。既報のとおりミシガン州フリント組立工場では4万台を追加生産すべく生産能力の強化を進め、GMは収益性の高いこのセグメントで大きな成長を図る計画だ。
今回の発表にあわせてGMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「今期の業績は、当社のフルサイズ・ピックアップトラックがいかに高い収益力を持つかを示しており、今後も伸びが期待されます。また従業員、顧客、そして株主の皆様にとってより豊かな未来を提供するために必要な規律とビジョンを忘れることなく、引き続き事業展開に努めてまいります」とコメントを発表している。
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