BMWのエンジン JLRに供給
先日合意に至ったジャガー・ランドローバー(JLR)とBMWの提携は、内燃エンジンの分野にまで拡大する見込みである。2社の重役による話し合いについて知る人物がAUTOCARにそう語った。
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両社は当初、電動パワートレインの開発を共同で行うことで合意した。しかし、関係者によると、「ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド・ドライブトレインを含め、さらに広範囲に及ぶ」と記述された提携についても、今では合意に達しているという。
情報提供者によると、BMWはジャガー・ランドローバーに内燃エンジンを供給し、その中には直列4気筒、直列6気筒エンジンとそれらの「電動アシスト機能付き」が含まれるという。
この提携によって、ジャガー・ランドローバーは現在行っているガソリン、ディーゼル、ハイブリッドへの投資を減らすことができ、代わりにBMWと協業する電動ドライブトレインの開発に集中することができるようになる。
また、BMWにとっては、自社ブランドのBMW、ミニ、ロールス・ロイスに、ジャガー・ランドローバーが新たなボリュームとして加わることで、これまで行ってきた内燃エンジンの研究開発、調達、生産に対する投資の予防安全措置になるというわけだ。
厳しくなる排ガス規制 開発費用が高騰
世界の主要市場で内燃エンジンに対する排ガス規制がますます厳しくなっている現在、ジャガー・ランドローバーとBMWが内燃エンジンについても協力し合うというニュースは、理に適っていると言える。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド・ドライブトレインが排出するCO2やNOxを減らすためには、さらに莫大な開発費が必要になるからだ。
電気駆動ユニットと内燃エンジン、両方のドライブトレインで協力すれば、ジャガー・ランドローバーとBMWはスケール・メリットにおける利益が得られ、開発コストを分担し、競争力の維持につながる。
なお6月に両社は、量販向け電気自動車のドライブトレインを共同で研究開発し、サプライチェーンにおける共同調達を行うと発表したばかりだ。
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