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ニューモデル 2019.7.20

一時代の幕を閉じたクルマたち 20選 後編

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ボルボのコンバーチブル:C70(2013年)

ボルボはC70が最後のコンバーチブルだと公式に発表しているわけではないが、今後このようなモデルが登場する可能性は低いだろう。大西洋の両岸および中国でも人気が低迷する2ドアセグメントへの再参入の計画はないようだ。

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S90のさらに高級な後継車を自社ブランドで投入せず、ポールスターからの発売とした理由もこの市場のトレンドを受けてのことだろう。

MT搭載のランボルギーニ:ガヤルドLP560-2(2013年)

ランボルギーニもフェラーリに続いて3ペダルを廃止したが、その最後に設定したモデルは強烈だ。ガヤルドLP560-2 50thアニバーサリーは560psのV10に6速MTを組み合わせる後輪駆動車だ。このスパルタンなモデルは100台のみが製造された。

ランボルギーニによれば、マニュアル・トランスミッションへの需要が皆無であることからこの決定に至ったという。当時のステファン・ヴィンケルマンCEOによれば、MT仕様のガヤルドは年間1台前後しかオーダーされなかったという。

画像:ガヤルド570-4スクアドラ・コルサ

リアエンジンのVW:コンビ・ラストエディション(2013年)

欧州やアメリカでは、フォルクスワーゲンは1970年代にはリアエンジンを廃止し始めた。ゴルフ、シロッコ、パサートなどの新しいモデルにはフロントエンジンを採用したのだ。しかしその後も南アフリカ、メキシコ、ブラジルなどではバスやビートルにリアエンジンを採用し続けた。

フォルクスワーゲンのブラジル部門では、その最後のリアエンジン車であるコンビに生産を2013年に終了した。この最終型は1200台が生産されたとのことだ。同社によればコンビの販売は好調であったが、ブラジルでの新車販売にエアバッグやABSが義務付けられるようになったことから、その規制に適合できないため生産を終えたとのことだ。

ボディ・オン・フレームのランドローバー:ディフェンダー(2016年)

これはあくまでも推測にすぎない。ランドローバーの内部筋によれば、今年後半に登場する新型ディフェンダーはアルミを多用したユニボディになるとのことだ。ディスカバリーやレンジローバーはすでにこの形式を採用している。

われわれはこの情報が正確なものであると考えている。もしその通りであれば2016年に生産されたものが最後のボディ・オン・フレームのランドローバー車ということになる。

三菱ランサー・エボリューション:ファイナルエディション(2016年)

三菱はランサー・エボリューションの最後を飾るモデルとして、ファイナルエディションを設定した。2015年に登場したこのモデルは、標準の2.0ℓ4気筒ターボを307psにチューンしている。さらにサスペンションやブレーキをアップグレードしたほか、ブラックのルーフパネルが特徴だ。

三菱はこの最終型を1600台生産し、その最後の1台を2016年にオークションに出品した。このクルマは7万6400ドル(822万円)で落札された。これはアメリカのチャリティへと寄付されたとのことだ。

シトロエンの油空圧サスペンション:C5(2017年)

数十年にわたり、シトロエンはそのハイドロニューマティック・サスペンションによって価格帯に関わらずライバルをリードする乗り心地を実現してきた。

時代は変わり、2010年代半ばには電子制御サスペンションが大幅に進歩した。シトロエンはそのサスペンションを2017年の欧州仕様C5を最後に廃止した。

オーストラリア製のクルマ:ホールデン・コモドア(2017年)

オーストラリアにおける自動車製造は、フォードが2013年に撤退を始めて以来急速に崩壊した。同社は2016年10月にオーストラリア工場を閉鎖、そしてトヨタも2017年10月に工場を閉鎖した。ホールデンのエリザベス工場もその数週間後にその最後のクルマであるV8搭載のコモドアを送り出した。

最大の理由は中国からのオーストラリア産金属の需要により、その通貨価値が上がったことにある。これにより完成車を輸入する方が安上がりになったのだ。2019年現在、オーストラリアで販売されるクルマはフォード、ホールデン、トヨタなどを含めすべて輸入車である。

ハイブリッドでないV12搭載ランボルギーニ:アヴェンタドールSVJ(2018年)

ランボルギーニ・アヴェンタドールSをベースに、さらに速くサーキットも意識した仕様がSVJだ。同社の研究開発部門を指揮するマウリジオ・レジアーニによれば、このモデルがランボルギーニとしてハイブリッド化前の最後のV12自然吸気だとのことだ。

厳しくなる燃費規制に適合するため、2020年代初頭には電動化された後継車が登場するようだ。SVJの12気筒エンジンは770ps、73.4kg-mというスペックだ。このクルマをドライブしたマット・プライアーは、「このスピード、ドラマ、性能、そしてサウンドは他では味わえない」と評している。

前輪駆動のアルファ・ロメオ:ジュリエッタ(2019年)

アルファ・ロメオの前輪駆動化は、ブランドの歴史上の汚点とされているようだ。同社はBMWへのイタリアの回答としてよりドライバー志向の後輪駆動に注力する方針を示している。これにより開発の遅れも生じてはいるが、待つ価値はあるはずだ。

詳細については不明だが、次期型ジュリエッタは2020年に登場するとの報道もある。これはジュリアやステルヴィオと同じジョルジオ・アーキテクチャを共有するとのことだ。もしこれが事実であれば、現行ジュリエッタがアルファ最後のFF車となるだろう。

フォルクスワーゲン・ビートル:ファイナルエディション(2019年)

フォルクスワーゲンは伝統あるビートルの生産を2019年7月をもって終了する。フォルクスワーゲンはその歴史上初めてビートルを生産しないことになるのだ。

ビートルの生産終了を前に、ふたつのスペシャルエディションを設定している。ファイナルエディションSEおよびファイナルエディションSELという名称がつけられ、専用のカラー、トリム、そして多数の装備が与えられている。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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みんなのコメント

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  • tom*****|2019/07/20 18:32

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    恐らく翻訳記事だと思いますが、ランボルギーニやアルファなどの名門メーカーが取り上げられる中でランサーが取り上げられるのは、生産終了が未だに海外でも惜しまれているからでしょう。

    思えばワイルドスピードX2で、まだアメリカでは販売もされていない(正規輸出はエボⅧから)、プレステのグランツーリスモでしか乗れなかったようなセダンが出てスクリーンを駆け回ったことによるインパクトは大きかったはず(テールライトの形が明らかにセディアだったカットがあるのは秘密)。
    それ以前からあった欧州でのラリーによる人気も含め、世界中のカーガイに「evo」が人気だったのは日本人として感慨深いものがあります。
    そんな三菱自動車もパジェロの国内撤退など影が薄い存在ですが、どうにかまた輝いて欲しいと思います。

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