FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)はJeepブランドのピックアップトラック「ジープ グラディエーター」を、ファンイベント「Camp Jeep」において欧州初公開した。
「コマンチ」以来、四半世紀ぶりのJeep製ピックアップとなるグラディエーターは、昨年日本でも販売開始となった新型「ラングラー」をベースに、全長を787mm、ホイールベースを492mmそれぞれ延長し、152mmの長さを持つ荷台を与えたモデル。ラングラーの持つ優れたオフロード性能はそのままに、汚れや水を気にする必要のないカーゴルームを備え、ワイルドなルックスにふさわしい使い勝手を手に入れている。
もちろん、ラングラーならではのオリジナリティはグラディエーターでも健在。4つのボルトでとめられたウインドスクリーンは簡単に前方へ倒すことが可能で、他では味わえない開放感をもたらしてくれる。また、その場合でも上部のバーに固定されたリアビューミラーは問題なく使用可能で、細部まで気配りが行き届いているのも特徴だ。さらに、ウインドスクリーンだけでなく4つのドアがすべて取り外せるのも伝統どおりで、ソフトトップとハードトップが選択可能なルーフまで開け放てば、4×4ピックアップとして唯一のフルオープンドライビングが体験できる。
欧州マーケットでのローンチに際して用意されるパワーユニットは260馬力の3.0リッターV6ディーゼルのワンタイプ。ちなみに、それ以外の地域では285馬力の3.6リッターV6ガソリンが標準だ。装備レベルはエントリーグレードから順に「スポーツ」「オーバーランド」「ルビコン」の3タイプとなり、純正ブランド「モパー」のカスタム用パーツも多数ラインナップされる予定だ。
欧州デビューの場となったCamp Jeep(7月12日~14日に開催)には、モパーによるカスタマイズが施されたホワイトとブラックの2台が出展され、来年末の販売開始まで待てない欧州のファンの注目を集めたようだ。
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