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ニューモデル 2019.7.6

画像 エンジンで失敗した素晴らしいクルマたち24選 後編

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シボレー・コルベット305カリフォルニア(1980年)

カリフォルニアの厳しい排ガス規制はマッスルカーやスポーツカーにも大きな影響を与えた。中でも最も悲惨だったのはこのクルマだろう。このカリフォルニア専用グレードは305キュービックインチ(5.0ℓ)のV8を搭載するにも関わらず、わずか183psしかなかった。

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しかもマニュアルの設定がなく、3速ATのみということもさらにそのパフォーマンスを悪化させた。それに見合う燃費性能があるわけでもなく、実燃費は5km/ℓ程度であった。

キャデラック・セビル(1981年)

1980年代にディーゼルのキャデラックを避けたことで、難を逃れたと考えるひとも多いだろう。しかし、そうとは言い切れない。通常のV8の代替として用意されたV8-6-4とよばれるこのエンジンは、負荷状況に合わせて一部のシリンダーを停止する機能を持つ。

GMは1981年以降キャデラックにこの機能を搭載した。しかし、当時電子制御技術は未熟でコンピュータの性能も低かったため、とても運転できる代物ではなかった。ディーラーによりこのシステムはバイパスされ、常に8気筒で動作するようになった。この技術はいったんはお蔵入りされたものの、20年以上経ってから復活することになる。

シボレー・カマロ(1982年)

初代シボレー・カマロは見た目も良く、適切なグレードを選びさえすれば十分なパワーを持っていた。しかし、1982年に登場したカマロには2.5ℓ4気筒を搭載し、わずか93psのグレードが存在する。

このパワーではせいぜい160km/hがやっとであった。これではマッスルカーとは呼べないだろう。

ポンティアック・フィエロ(1983年)

ご存知の通りアメリカの自動車メーカーは非常に保守的であり、ミドエンジン車はほとんど作ってこなかった。そのうちの1台であるポンティアック・フィエロは1983年の発表当時そのルックスが高く評価された。しかし、この鋳鉄製2.5ℓ4気筒エンジンは低速トルクを重視して設計されており、スポーツカーには不向きだった。

しかしさらに悪いことに、コンロッドの作りが悪くしばしば折れてブロックに穴を開けた。これによりオイルが排気系統へと流れ出し出火につながる事故が相次いだ。

クライスラーTCバイ・マセラティ(1986年)

高級な2シーター・コンバーチブルといえば成功が大いに期待できる。しかし、クライスラーは素晴らしいコンセプトを持ちながら市販化に失敗した例を多く持っている。

このクライスラーTCバイ・マセラティもそのひとつだ。両社のコラボレーションによるデザインはスマートだが、ハンドリングはいまひとつだった。しかし最悪なのは2.2ℓの4気筒ターボエンジンだ。これは80年代のマセラティらしい信頼性の低さであった。

レンジローバー・ディーゼル(1986年)

レンジローバー・クラシックは象徴的なクルマであり、V8ガソリン搭載モデルは素晴らしい仕上がりだ。1970年の登場から16年を経て、ディーゼルモデルが登場した。

2.4ℓ仕様はターボを搭載するにも関わらずまったくパワーがなかった。直列4気筒エンジンにもかかわらず4つのヘッドガスケットを持つのが特徴だ。

ハマーH1(1992年)

軍事用の高機動多用途装輪車両(ハンヴィー)として開発され、民生用に発売されたハマーは、耐久性が売りのはずだった。ほとんどのモデルはその通りなのだが、1996年から2000年に製造されたH1に搭載されたターボディーゼルは8番シリンダーのクラックに悩まされた。

エンジンが壊れると、載せ替えのみが唯一の修理方法であった。エンジンを取るために車両1台を潰すことすらあったようだ。

MGF(1995年)

かわいらしいルックスと油圧サスによる素晴らしい乗り心地やハンドリングを持ちながら、比較的安価であったMGFは1990年代最高のスポーツカーのひとつだろう。

しかし、ミドに搭載されたこのエンジンはMGローバーのKシリーズよ呼ばれるもので、もともとのクーラント容量の不足によるトラブルが多発した。クーラントのわずかな漏れでもオーバーヒートにつながり、ヘッドガスケットが飛んでしまうのだ。

TVRサーブラウ(1999年)

常に野心を持ち続けるTVRは、自社設計のエンジンにこだわりを持っていた。同社初のエンジンはV8だったが、そこから派生したスピード・シックスと呼ばれる直列6気筒エンジンは軽量かつパワフルだった。しかしその信頼性は非常に低かったのだ。

カムシャフトやバルブガイドを損傷する事例が多かった。保証により多数のエンジンのリビルトまたは交換を迫られたTVRは、2006年に破産した。

マツダRX-8(2003年)

1960年代後半から1970年代初頭にかけ、多くのメーカーがロータリーエンジンの開発に乗り出した。しかしドイツNSUの失敗を受け、そのほとんどが計画を中止した。ロータリーエンジンには固有の問題があったが、マツダはそのコンセプトにこだわり続けた。

誰もがロータリーを諦めてからしばらくたち、マツダはRX-8を発売した。見た目はよく、ハンドリングもすばらしかったが、ローターチップの弱点は克服できていなかった。多くの場合16万km以下で圧縮を失った。

BMW3シリーズ(2004年)

ここではE90型3シリーズを取り上げるが、その理由となったN47ディーゼルエンジンはE81型1シリーズやE60型5シリーズにも搭載されている。これらはいずれもが素晴らしいクルマだが、N47はタイミングチェーンのトラブルが頻発した。

N47のタイミングチェーンはエンジン後方に取りつけられており、その交換費用が車両価値を上回ることも多かった。

ランドローバー・ディスカバリー3(2004年)

ランドローバー・ディスカバリー3は史上初の7人乗り高級オフローダーであった。優れたデザインで走りもよく、2.7ℓTDV6エンジンはスムーズでトルキーであった。

このエンジンはフォードとPSAが共同で開発したものだが、クランクシャフトが突然折れるという大きな弱点を抱えていた。これはディスカバリーに限ったことではなく、他のジャガーやランドローバー車でも同様の問題が発生した。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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