もくじ
ー はじめに 新型車アウディQ8とは?
ー アウディQ8の外観
ー アウディQ8の内装
ー アウディQ8のシャシー/ユーティリティ
ー アウディQ8のパワートレイン
ー アウディQ8の装備
ー アウディQ8の価格/スペック
『新型車アウディQ8、2019年 9/3 日本発売 』すべての画像をみる
はじめに 新型車アウディQ8とは?
(画像はすべて欧州仕様のもの)アウディ ジャパンは、クーペスタイルの新型フルサイズSUV「アウディQ8」を日本発表した。4ドア・クーペを思わせるデザインと、大型SUVの機能性を融合した新型車である。
その名が示す通り、インゴルシュタットが送り出すラインナップのなかではSUVのフラッグシップという位置づけになる。ワールド・プレミアの際に使われた、こんなメッセージがQ8の本質をうまく表現していると思う。
「ウィークデイにA8の後部座席で通勤するエグゼクティブが、週末に自らQ8のハンドルを握る姿が想像できます」
Q7に比べて30mm低くなった全高とスタイリッシュな後ろ姿。その内側には、48Vマイルドハイブリッドと4輪操舵という先進技術が包み隠されている。大型SUV市場においてQ7で成功をおさめてきたアウディが、スポーツ性とラグジュアリー性を求めるドライバーに向けて新開発したモデルを、詳しくみていこう。
アウディQ8の外観
SUVが持つ強い存在感と機能性を、洗練されたスタイリングで表現するQシリーズの新フラッグシップは、Qファミリ一専用にデザインされた8角形のシングルフレーム・グリルにより最新世代のモデルであることをアピールしている。
低く優雅な弧を描くルーフラインやフレームレスドアを採用したことで、そのフォルムは、4ドアクーペをイメージさせるエレガン卜さと力強さを感じさせる。
そのボディサイズは、全長×全幅×全高が4995×1995×1705mm。
先日日本発表されたメルセデス・ベンツGLE 450と比較して、全長は55mm長く、全幅は25mm抑えられており、全高は75mmも低いというプロポーションだ。
精惇なフロン卜工ンド、短いリアオーバーハング、quattroを象徴するブリスターフェンダー、最大22インチの大径ホイールにより、Q8はそのダイナミズムを全身で表現することに成功した。
アウディQ8の内装
アウディQ8のインテリアは、フラッグシップ・サルーンである「A8」と同様に、タッチディスプレイを全面採用したMMIタッチレスポンスと、大型バーチャルコクピットを装備したのが特徴。デジタル時代を先取りしてきたアウディらしい空間になっている。
新インフォテインメント・システム「MMIタッチレスポンス」は、インフォテインメン卜用の10.1インチ・タッチパネルをインストルメントパネル上に設置するとともに、空調や文字入力に用いる8.6インチ・タッチパネルをその下方に配置。ボタンやスイッチを減らし、美しくクリーンなインテリアを実現するとともに、直感的な操作を可能にした。
フルデジタルメーターのアウディ・バーチャルコクピッ卜は、乗り手が求める情報を的確に伝え、ドライブをサポー卜するUIとして完成度が高い。
乗車定員は、7人乗りが可能なQ7に対して、Q8では5人乗りとしている。その後席をAUTOCAR取材班が試してみたところ「上背のある大人にも十分なスペースがあった」とレポートされている。
アウディQ8のシャシー/ユーティリティ
アウディQ8のシャシーは、SUVとしてのオフロード性能に加え、クーペとしてスポーツ性能を追求したものになっている。
最低地上高は250mmを確保。足まわりは、ダンピングコントロールサスペンションやリアタイヤを最大5度操舵するAWS(オールホイールステアリング)といった技術により、ボディサイズを感じさせないスポーティな動力性能を味わえるのが魅力。
アダプティプエアサスペンションを選べば、走行状況にあわせて車高をプラス50mmからマイナス65mmという115mmの範囲で調節可能。オンロードでのダイナミックなハンドリングと快適な乗り心地、そしてオフロードの走破性を高い次元で実現した。
また、ホイールベースを2995mm確保したQ8は、後席を前後に100mmスライド調整できる実用性の高さもユーザーには大きなアピールとなる。荷室容量605ℓのラゲッジは、リアシートパックを折りたたむと1755ℓまで拡大。クーペフォルムでありながらフルサイズ・モデルとしての高い機能性を両立した。
アウディQ8のパワートレイン
現時点で日本に導入されるアウディQ8は、パワートレインが1種類。エンジンは340psを発生する3.0ℓ V6 TFSIガソリン・ユニット、トランスミッションは8速ティプトロニックだ。
駆動力は、センターディファレンシャル式のquattro(4輪駆動システム)、AWS(オールホイールステアリング)を通して四輪に伝達される。サイズを感じさせない軽快でダイナミックな運動性能が特徴だ。
また、アウディA8、アウディA7、アウディA6で採用されている48V電源によるマイルドハイブリッドシステムを全車に搭載。
48Vの高い電圧とリチウムイオンバッテリー(10Ah)、ベルト駆動式オルタネータースターターを用いたシステムにより、22km/h以下でのエンジンのストップ&スター卜と最大12kWという高いエネルギー回生能力を実現した。欧州仕様のデータによれば、100km走行あたり最大0.7ℓの燃料消費を削減するなど、スムーズな走行と燃料消費の低減を達成している。
アウディQ8の装備
アウディQ8の装備については、自動運転関連技術が注目だ。最大22個のセンサーやカメラの統合制御による高度な運転支援システムを搭載している。
中核となるのは、アダプティブドライブアシス卜(ADA)で、
・アダプティブクルーズコントロール
・トラフィックジャムアシス卜
・アクティブレーンアシスト
を統合し、0~250km/hまでの速度で、加減速および車線変更のサポートを提供し、高速道路や口ングドライブにおいて、上級サルーンのような快適で安全なドライビングを実現するという。
また、アウディ初となる工マージェンシーアシス卜などの機能(パッケージオプション)により、緊急時にクルマを現在の走行レーン内に自動的に停止させることも可能。さらに、カーブストーンアシス卜は、MMIスクリーン上のカメラビューにより、パーキングの際に縁石への接触を回避するサポートを行う。
これに加えてAudi connectでは、オンラインニュース、天気予報、Google Earthを使用したナビゲーションなど、数多くのサービスを3年間無料で提供する。また、Audi connect navigatorを使えば、コンシェルジュがオンラインで目的地の設定や最寄りのレストランの案内などをサポートしてくれる。
アウディQ8の価格/スペック
アウディQ8の日本仕様は下記の3モデルを導入。発売日は9月3日だ。なお、10月1日以降に配車・登録される車両には消費税10%が適用される予定である。
・Q8 55 TFSIクワトロ:
992万円(税8%込み)
1010万円(税10%込み)
・Q8 55 TFSIクワトロ・デビューパッケージSライン:
1102万円(税8%込み)
1122万円(税10%込み)
・Q8 55 TFSIクワトロ・デビューパッケージ・ラグジュアリー:
1102万円(税8%込み)
1122万円(税10%込み)
(画像はすべて欧州仕様のもの)車名アウディQ8
グレードQ8 55 TFSI quattro
価格992万円(税8%込み)/1010万円(税10%込み)
エンジン 2994cc V6ターボ
ステアリング 右
全長 4495mm
全幅 1995mm
全高 1705mm
ホイールベース 2995mm
車両重量 2140kg
最高出力 340ps/5200-6400rpm
最大トルク 51.0kg-m/1370-4500rpm
燃料タンク容量 85ℓ
燃費(JC08) 10.3km/ℓ
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