新ハイパーカー「ヴァルハラ」登場へ
アストン マーティンは、新型ハイパーカー「ヴァルハラ」が映画007シリーズの次回作に登場することを正式に発表した。
噂は数日前に聞こえてきた。このミドシップ・ハイブリッドカーの試作車が、007シリーズの撮影スタジオに届けられたと、新聞各紙が報道したのだ。
これを受け、アストン マーティンはヴァルハラが、2020年4月公開予定の007シリーズ25作目に登場することを認めた。
まだ正式タイトルが決まっていないこの映画で見られるアストン マーティンは、ヴァルハラだけではない。2012年公開の「007 スカイフォール」に続き、DB5が何らかのシーンで再び登場することも明らかになったのだ。
さらに1987年の「007 リビング・デイライツ」で初めて使われたアストン マーティンV8もスクリーンに姿を見せるという。
ヴァルハラ、どんなクルマ?
アストンは今週初め、より速くて高価なヴァルキリーの下に位置するこのハイパーカーの名前がヴァルハラになることを発表。
北欧神話に出てくる戦士の楽園から命名されたヴァルハラは、V6ガソリン・ターボ・エンジンとバッテリー駆動式のハイブリッド・システムを搭載し、合計最高出力は1000psを超えると見られている。生産は2021年後半に始まる予定だ。
007シリーズの映画に初めて登場したアストン マーティンは、1964年公開の「007 ゴールドフィンガー」でジェームズ・ボンドが運転したDB5だった。これによって販売台数は劇的に増え、以来50年以上にわたって007とアストン マーティンの関係は続いている。
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