ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ラグジュアリー・コンパクトSUVである新型「RANGE ROVER EVOQUE」の受注を開始した。
「EVOQUE」は、2010年の発表、2011年の発売(日本での発売開始は2012年3月)以来、世界中で累計80万台以上を販売。
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今回、初のフルモデルチェンジにより、さらなる進化を遂げました。ひと目で「EVOQUE」とわかる特徴的なクーペスタイルのシルエットを継承しながら、“Reductionism(還元主義)”というデザイン理念を取り入れることで、よりモダンに仕上げている。
最新のテクノロジーと利便性、実用性、そしてランドローバーとしての走破能力により磨きをかけ、ラグジュアリー・コンパクトSUVのスタンダードを再定義するモデルとして誕生した。
新型「EVOQUE」のエクステリア・デザインは、独特の傾斜したルーフラインとリアに向かって上昇するウエストラインが、紛れもなくRANGE ROVERファミリーであることを物語っている。
ドアパネルに格納されるデプロイアブル・ドアハンドルやシャープな印象を与える超薄型マトリックスLEDヘッドライトが滑らかで美しいボディを際立たせているのが特徴。
そして、「R-DYNAMIC」グレードには専用のディテールとコッパーのアクセントが加わる。エクステリアカラーには、ソウルパールシルバーとノリータグレーという新色を含め全13色展開となっている。
インテリアにも、RANGE ROVERファミリーとしてふさわしい、繊細な英国のクラフトマンシップが凝縮。
すっきりとしたサーフェスや最高級のマテリアルで丁寧に仕上げた精巧なデザインとなっており、10インチの2つの高解像度のタッチスクリーンから成る最新のインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」を装備。
シートカラーには新色のクラウドとディープガーネットを追加したほか、素材は従来のレザーに加え、高い耐久性を誇るウール混紡の、Kvadratプレミアムテキスタイルやリサイクル素材を活用したDinamica スエードクロス、ユーカリ素材を使ったEucalyptusメランジ・テキスタイル、しなやかな風合いと高い通気性、抗菌性が特徴のUltrafabricsポリウレタンを取り揃えた。
そして電動化に対応する新設計のPTA(Premium Transverse Architecture)を採用し、ホイールベースを20mm延長。
これにより、リアシートのレッグルームやトランクルームが拡張したほか、タブレットやバッグ、ペットボトルなどを収納する十分なスペースも確保。なお、40:20:40の分割可倒式リアシートを倒すと、トランク容量は最大1,383リットルにまで拡大する。
そして利便性と実用性の高い最新機能も搭載。まるでボンネットがないかのように、フロント下180度の視角を確保する「ClearSightグラウンドビュー」は世界初の技術で、ランドローバーが2014年に発表したトランスペアレント・ボンネット・テクノロジーを具現化したもの。
段差のある中央分離帯や、オフロードなど障害のある路面を走行する際にその効果を発揮。
さらに、乗員や荷物で後方視界が悪い時に活躍する「ClearSightインテリア・リアビューミラー」(ジャガー・ランドローバー初)もある。カメラで撮影し、視野角50度の高解像度映像をルームミラーに映し出して視認性を高める。
そのほか、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、人工知能(AI)アルゴリズムを駆使してドライバーの好みや行動パターンに合わせた設定をサポートする「スマート・セッティング」、ワイヤレス接続で最新のソフトウエアにアップデートできるSOTA( Software Update Over The Air)もランドローバー初採用の機能になる。
ランドローバーが誇る、あらゆる地形・天候にも対応する走破性能も進化。
マクファーソン式ハイドロブッシュ・フロント・サスペンションとインテグラルリンク式リア・サスペンションにより安定した走りと静粛性を実現。
さらに、路面状況に応じて最適なサスペンション、トランスミッション、トラクションなどの車両設定を自動制御するテレイン・レスポンス2(「EVOQUE」初搭載)、車両の走行状況を常にモニターし必要に応じて前輪と後輪のトルク配分を瞬時にかつ自然なほど滑らかに調整し、それと同時に燃費を向上させるアクティブ・ドライブラインおよびエフィシェント・ドライブラインを搭載し、快適なドライブを提供する。
コネクティビティも充実。離れた場所から車の情報を確認・操作できる「リモート」を標準装備し、スマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる「InControlアプリ」、最大8つのデバイスに接続可能な4Gの「Wi-Fiホットスポット」、高画質の2D/3Dマップを表示して快適な移動をアシストする「ナビゲーションプロ」のほか、Android AutoやApple CarPlayにも対応。
エンジン・ラインアップは4気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(D180)と、4気筒INGENIUMガソリン・エンジン(P200、P250、P300 MHEV)で、全17機種を展開。
ジャガー・ランドロー初となるマイルド・ハイブリッド(MHEV)は48Vのバッテリー、ベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(BISG)、コンバーターを搭載し、17km/h以下に減速するとエンジンを停止させて、減速エネルギーを蓄電し、そのエネルギーを発進時に動力として活用。
渋滞など低速域で走行する際、静かで効率的な走行ができ、燃費も向上。
また、2020年モデルのみの限定グレード「FIRST EDITION」も用意。「R-DYNAMIC SE」をベースに、20インチホイールや、ブラックコントラスト・パノラミックルーフ、専用の「FIRST EDITION」スクリプト付イルミネーテッドメタル・トレッドプレートやカーペットマット、デュオトーンシートを装備している。
エクステリアカラーは「FIRST EDITION」専用色としてノリータグレーがあり、そのほかソウルパールシルバー、ユーロンホワイトからも選択することができる。
■メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
<2.0リッター直列4気筒INGENIUMディーゼル・エンジン搭載モデル>
RANGE ROVER EVOQUE D180、5,230,000円
RANGE ROVER EVOQUE S D180、5,910,000円
RANGE ROVER EVOQUE SE D180、6,670,000円
RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC S D180、6,420,000円
RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC SE D180、7,000,000円
RANGE ROVER EVOQUE FIRST EDITION D180、8,210,000円
<2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリン・エンジン搭載モデル>
RANGE ROVER EVOQUE P200、4,610,000円
RANGE ROVER EVOQUE S P200、5,280,000円
RANGE ROVER EVOQUE SE P200、6,050,000円
RANGE ROVER EVOQUE SE P250、6,460,000円
RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC S P250、6,020,000円
RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC SE P250、6,790,000円
RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC HSE P250、7,470,000円
RANGE ROVER EVOQUE FIRST EDITION P250、7,990,000円
RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC S P300 MHEV、6,560,000円
RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC SE P300 MHEV、7,330,000円
RANGE ROVER EVOQUE R-DYNAMIC HSE P300 MHEV、8,010,000円
関連情報:https://www.landrover.co.jp/index.html
構成/編集部
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