トヨタは5月9日、プラグインハイブリッドモデルの「プリウスPHV」に一部改良を実施し、同日から販売を開始すると発表した。
世界初のハイブリッドカーとして世に出てから20年余、今やトヨタを代表するモデルとなった「プリウス」。そんなエコカーの代名詞にPHVが初めて設定されたのは先代からだが、2015年にデビューした現行PHVでは、ノーマルのプリウスとは異なる精悍なマスクが与えられ、さらなる差別化が図られた。
今回、昨年末にプリウス大規模なマイナーチェンジを受けたのに続き、プリウスPHVにもアップデートが施された。その内容はデイリーユースの利便性を向上させるものとなっている。
まず、注目はリアシートの定員が2名から3名に増えたこと。これにより最大で5人乗車が可能となり、多人数乗用車の機会の多いユーザーやファミリー層などにはうれしい変更となった。これまで使い勝手の面であきらめていた潜在的顧客にも訴求が可能となりそうだ。
また、クルマに蓄えた電気を住宅に供給する仕組み「V2H(ブイツーエイチ)」にも初めて対応した。V2Hは「Vehicle to Home」の意味で、オプション設定の外部給電機能を選択し、別売のV2H機器と接続すれば、駆動用バッテリーに蓄えた電力を家庭用電力として利用することができる。さらに、充電時間も200V用ケーブルを使った場合と比べ、約1時間30分と大幅に短縮されるというから、このオプションを選択するメリットは大きいだろう。
ほかにも、左右後方から接近してくる車両を検知するリヤクロストラフィックアラートや、車両を上から見た映像を表示するパノラミックビューモニターを新たに設定するなど、改良版プリウスPHVは商品力をぐんと上げた印象。
車両価格は「S」の317万8440円から「Aプレミアム・ナビパッケージ」の426万6000円までとなっている。
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