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マクラーレン、ラグジュアリー志向の「マクラーレンGT」を予告

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マクラーレン、ラグジュアリー志向の「マクラーレンGT」を予告

英マクラーレンは5月7日、新型グランドツアラー「マクラーレンGT」を今月15日午後9時(日本時間)にオンラインで公開すると発表した。
 
英国を代表するスーパーカーメーカーとなったマクラーレン。ラインナップは「スポーツ」「スーパー」「アルティメット」という3つのヒエラルキーに分類されるが、よりラグジュアリー方向に振ったモデルも目下開発中のようだ。スポーツ、スーパーと並ぶ位置づけとなる新たなマシンは、12億ポンド規模のビジネスプラン「Track25」に基づく第4のモデルとして「マクラーレンGT」とネーミングされ、デイリーユースにも対応するキャラクターで新たな顧客層の開拓を目指す。
 
今回オンライン公開のタイミングが発表されるにあたっては、灯火類の点灯パターンが写るリアビューのイメージも1枚添えられた。そこでシルエットの中に浮かび上がるのは、水平方向に伸びたブレーキランプ。昨年発表された3座ハイパーカー「スピードテール」との共通性を感じさせるデザインとなっている。この超弩級限定車もラグジュアリーさをアピールポイントとしているから、今後は横長のリアライトがGTの要素を持つマクラーレンのアイコンとなるのかもしれない。
 
メーカーによれば、マクラーレンGTはグランドツーリング・セグメントのあり方を再定義する超軽量モデルとなり、マクラーレンのエンジニアリングを総動員して、優れた快適性を提供するという。過去を紐解けば、GT(グランドツーリング)の由来のひとつは、かつて17世紀末から18世紀に英国の良家子弟が教養習得のためヨーロッパ大陸を巡ったグランドツアーに行き着き、その意味でブリティッシュスポーツの最高峰が最新のGTカーを手がけるのは伝統の文脈に沿っている。マクラーレンの描く革新的グランドツアラーがどのような姿なのか、気になる向きはハッシュタグ「#NEWRULES」をフォローしてほしい。

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