英アストンマーティンは4月19日、コーチビルダー「ザガート」の創立100年を記念した限定車「ヴァンテージV12 ザガート・ヘリテージ・ツインズ」を、“Rリフォージド”ブランドを通じて発売すると発表した。
数多くの名車を生み出してきたイタリアの老舗にオマージュを捧げる限定車が、再びアストンマーティンから発表された。先日イメージが公開された「DBS GTザガート」および「DB4 GTザガート・コンティニュエーション」に続く今回のヴァンテージV12 ザガート・ヘリテージ・ツインズは、2011年に生産された「ヴァンテージV12」の復刻モデルで、クーペとスピードスターが各19台限定で生産される。
そのスタイリングは、ザガートのヘリテージに則り、ダブルバブル形状のルーフからリアエンドなど50~60年代を思わせるネオクラシックなディテールを採用したもの。ザガートはデザインの狙いについて、クーペは完璧な造形のシルエットを、スピードスターは純粋性を突き詰めたと説明する。オフィシャル画像からはこうした主張も納得の凝縮感ある仕上がりがうかがえる。
限定車は、レースシーンでもアストンマーティンとのコラボで実績を挙げているAFレーシングの子会社で、DTMシリーズで活躍するヴァンテージDTMのオペレーターとしても知られる「Vynamic」が製作を担当する。AFレーシングはハイパーカー「ヴァルキリー」の開発にあたっても重要なパートナーを務めているから、アストンマーティンに対する造詣の深さは折り紙付きだ。彼らは、自社ブランド「Rリフォージド」を立ち上げ、ヴァンテージV12ザガート・ヘリテージ・ツインズはRリフォージドから展開される。今後も展開を拡大していくようなのでそちらも期待したい。
実車はVynamicが、顧客、ザガートおよびアストンマーティンと密接なコミュニケーションを取りながら手作りしていくとのことで、オーナーは先のDBS GTザガートなどと同じく必ず2台セットで注文することが必要となる見込み。その後、ラッキーな19名へのデリバリーは本年第4四半期から始まる予定だ。
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