写真9枚 新型クリオ似のリア・エンド
ルノーは最近発売されたフォード・フォーカスに対抗するため、メガーヌのフェイスリフトを予定している。今年後半に発表されるメガーヌはアップデートの一環として、ハイブリッドが用意される見込みだ。
現行型メガーヌのハッチバックとワゴンは2016年に欧州発売。昨年行われたカジャーのフェイスリフトに続き、メガーヌにも間もなくモデルライフ中期の改良が施される。9月のフランクフルト・モーターショーで発表が予想される新型メガーヌは、2020年初頭にはヨーロッパ市場のディーラーに並ぶだろう。
機械面を共有するカジャーと同様、メガーヌにも控えめなデザインの進化が見らるはずだ。撮影された開発車両はフロントエンドが入念に隠されているが、グリルやヘッドライト、バンパーの変更が予想できる。リアはテールゲートとLEDライトが、新型クリオに似た形に変わるようだ。
もう1つクリオと共通になるのは、メガーヌ初のハイブリッドが新たに加わること。ルノー・日産・三菱アライアンスは「ドライブ」と名付けられた経営計画で、2022年までに20%のルノー車を電動化するという目標を定めている。2020年に登場するメガーヌ・ハイブリッドは、その中で重要な位置を占めるのだ。
PHEV(プラグイン・ハイブリッド)の可能性も
ルノーの広報は具体的に言及しようとしなかったものの、メガーヌもクリオと同じガソリン・エンジンと電気モーターを組み合わせたシステムを採用すると思われる。
「Eテック」と呼ばれるこのシステムは、より小さなクルマ用の90psを発生するガソリン・エンジンと、40psの電気モーター、そして1.2kWhのバッテリーを組み合わせたもので、エネルギー回生ブレーキも装備する。ルノーによれば、これによってクリオは「まるでEV」のように市街地走行の70%を電気のみで走れるという。しかし、メガーヌではもっと排気量の大きなエンジンが使われると考えられる。
また、SUVの次期型キャプチャーと同様に、メガーヌも大容量のバッテリーを搭載するプラグイン・ハイブリッドになる可能性が考えられる。このシステムなら電気のみで40~50kmの距離を走行可能になり、ヨーロッパで航続距離の短い電気自動車に支給される補助金によって、実質負担価格が下がることも期待できる。とはいえ、どちらのハイブリッドが採用されるのかは不明だ。
ハイブリッドのほか、従来と同様にガソリンとディーゼル・エンジンのラインナップも用意される。その中に含まれる新しい1.0ℓと1.3ℓのターボエンジンは、新型クリオ(1.3ℓ)とメルセデスの新型Aクラスで使われているものだ。
パワートレインの追加に加え、インテリアは素材の質感が向上し、インフォテインメントも改良される。デジタル・メーターや最新の運転支援機能も採用されるだろう。
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