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ニューモデル 2019.4.1

試乗 アストン マーティン・ラピードAMR 最後のVH/6.0ℓV12自然吸気

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もくじ

どんなクルマ?
ー ラピード最後の限定車

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どんな感じ?
ー 重量を感じさせない走り
ー 小細工なしの気持ち良さ

「買い」か?
ー VHプラットフォームの最後を飾る

スペック
ー アストン マーティン・ラピードAMRのスペック

どんなクルマ?

ラピード最後の限定車

これがアストン マーティン・ラピードAMRだ。VHと呼ばれる新プラットフォームによって導入された12車種にも及ぶモデルの締めくくりとして登場した。

しかし、アストン マーティンの革新はまだ続いている。VHプラットフォームを使うクルマの中でも特に風変わりなこの4ドア4シーターのラピードは、まもなく世代交代を迎える。

そこで登場したのが限定車のAMRだ。210台が生産され、ラピードSよりも35ps上乗せされて603psの最高出力を手に入れ、その価格も4万5450ポンド(657万円)高い19万4950ポンド(2820万円)となる。

アストンのディーラーにいけば、すでに生産が終了したヴァンキッシュSの未登録在庫を目にすることもあるだろう。これらもVHプラットフォームのクルマだ。AMRもすでに生産、納車が開始されているが、現時点ではまだ受注は停止されていない。

このクルマは21インチのホイールにカーボンセラミックブレーキを組み合わせ、AMR専用のチューニングも施される。これにより、アストンで最もおとなしいGT/4ドアクーペ/ファストバックサルーン/ファミリーハッチといえるこのクルマがやや攻撃的になるのだ。

そしてこのクルマに搭載されるのは、ヴァルキリーを除けば最後となる自然吸気の6.0ℓV12エンジンだ。アストンが初めて市販車にV12を搭載したのは1999年のDB7ヴァンテージだが、いまやV12抜きではこのブランドを考えられないほどになっている。

どんな感じ?

重量を感じさせない走り

今まで同様、V12は後輪のみを駆動する。組み合わされるのはリアにマウントされる8速ATとLSDだ。これらにより、2989mmという長いホイールベースを持つラピードが、スーパーサルーンや大型GTの中でも特に優れたシャシーバランスを実現している。

ラピードの車重は1995kgに達する。これは非常に重いようにも感じるが、ベントレー・コンチネンタルGTが2ドアにも関わらずさらに500kgほど重いことを思い出して欲しい。そして、ラピードの登場から9年が経過した今でも、このサイズや重量を持ちながらこれほどまでに俊敏で楽しめるクルマは存在しないといえる。

AMRのシャシーに加えられた変更点はごくわずかだ。乗り心地がやや引き締められ、ボディコントロールが若干改善された程度である。わたしはこちらの方が好みだと感じたが、標準モデルに乗ったのはしばらく昔のことであることをご了承いただきたい。

その乗り心地は小さい凸凹を超える際には落ち着きがないところがあるものの、突き上げが酷いという印象からは程遠い。

小細工なしの気持ち良さ

そしてここでも目につくのが素晴らしいバランスだ。ステアリングはスムーズで、重さも適切だ。速度が増すにつれて重くなり、路面からの適切なフィードバックが得られる。ロック・トゥ・ロックは3回転に設定されている。多くの大型サルーンがこれより0.5から1回転少なく設定されているが、これはよりシャープなステアリングにより敏捷性を高く見せるためだ。

このクルマにはそんな小細工はされていない。アクティブ式ロールバー、エアスプリング、後輪操舵などもないのだ。そこにあるのは素直で正直かつ超スムーズなV12と、クリーンなギアシフトだけだ。

ラピードより優れたものを持つライバルは確かに存在する。しかし、その広く、贅沢かつ世界レベルの電子装備を備えるインテリアは特別だ。

アストンの古臭いナビやエンターテインメントシステムはまどろっこしく、アナログのダイヤル類もわかりやすくはない。しかし、デジタル式スピードメーターとスマートフォン連動機能を使えば十分だろう。

「買い」か?

VHプラットフォームの最後を飾る

ラピードの直接的な後継車は存在しないが、実質的にはDBXがその立場につくことになるのだろう。VHプラットフォームの最後を飾るモデルがよりグラマラスなクーペの刺激的なバージョンでなく、この控えめな4ドア車で良いのかは気になるところだ。

このアストン最長のモデルは頑丈なアルミ製ストラクチャを持ち、あらゆる意味でアストンの信念を貫くモデルだ。この点では、VHプラットフォームの最後を飾るにふさわしいモデルだといえる。アストン新時代の幕開けではあるが、名残惜しいものだ。

アストン マーティン・ラピードAMRのスペック

■価格 19万4950ポンド(2820万円)
■全長×全幅×全高 ー
■最高速度 330km/h
■0-100km/h加速 4.2秒
■燃費 7.4km/ℓ
■CO2排出量 300g/km
■乾燥重量 1995kg
■パワートレイン V型12気筒1935cc
■使用燃料 ガソリン
■最高出力 603ps/7000rpm
■最大トルク 64.3kg-m/5500rpm
■ギアボックス 8速オートマティック

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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みんなのコメント

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  • sti*****|2019/04/01 11:24

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    短パン、スキンヘッドの方には乗ってほしくないですね。
  • fuk*****|2019/04/01 11:53

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    ■パワートレイン V型12気筒1935cc
    まじで!?
    1気筒あたり何CCなのよ?
  • nsx*****|2019/04/01 11:31

    違反報告

    初期型が中古で1000万切ってるから、そろそろ考えようかと思う。
    が、アストンは一部を除いてどんどん金額が落ちるからな&想定外の壊れ方するし。初期型DB9買った人のブログで「毎年なにか修理してる。保証内だからいいけどさ…」ってのを見て、少し悩む。

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