600psの強心臓を持つJZS161快速サーキットスペシャル!
これでもエアコン&オーディオ搭載のストリート仕様なのです!
600馬力まで鍛え上げられた真紅のバトルセダン! JZS161アリストの超本気チューンド!
ボディを全バラし、スポット増しや強固なロールケージまで装備したサーキット仕様のJZS161アリスト。
もともとは競技ドリフト用として製作されたものだが、あらゆる可能性を探りながら進化させていった結果、最終的に富士スピードウェイを中心としたサーキットでのタイムアタック仕様に落ち着いたという経緯があるマシンだ。
エクステリアはT&E製をベースに加工し、リヤフェンダーは295サイズのヴェンタスTDを履くために叩き出し加工を実施。GTウイングやカナードなどを含めて、攻撃的で精悍なフォルムが印象的だ。
心臓部の2JZ-GTEは本体には手を入れず、カムをハイカム(IN264度 EX272度)に交換した上でTO4Zタービンをセット。F-CON Vプロ制御で最大ブースト1.6キロ時に600psを発揮するファインスペックだ。VVT-iを含めて綿密にセッティングすることで広いパワーバンドを誇る扱いやすい出力特性に仕上がっている。
ラジエターやオイルクーラーに加えパワステにもフルードクーラー追加するなど冷却系チューンも抜かりなし。写真では見えないが、インタークーラーは定評のあるTRD製をインストールしている。
ボディ剛性をアップするためにリヤまでしっかりとロールケージを入れ、富士スピードウェイなど高速サーキットの走行に対応するボディメイクを敢行。内装を撤去するなど軽量化に努力もしているが、どうやっても1500kgを切ることはできなかったそうだ。
内装レスやワンオフのカーボンダッシュボードなどレーシングカー並の作り込みだが、これでも実はナンバー付きのストリートマシン。日常使用というわけではないが、自走でのサーキットへの行き帰りのことを考慮し、エアコンやオーディオは残してあるのが不思議な印象だ。ミッションはツアラーV用の5速を流用している。
メーターにはレースパックのIQ3を使用。ロガーとして各種データを蓄積できるのはもちろん、GPS信号を使ってスピード計測ができたり走行軌跡を表示するなど、走行データの解析に役立つ。
足回りは、スウィフトスプリングを組んだテイン車高調にイケヤフォーミュラのフルアームを投入。ブレーキ系は前後ともアルコン社のキャリパーキットを導入し、600psを受け止める環境を作り上げている。
セッティング幅を広げるためにブレーキバランサーの装備も忘れない。
全方位スキなく手が入れられた真紅のJZS161。2JZ-GTEという最強のエンジンを搭載し、国産最速セダンという独特の立ち位置で生まれてきたアリストだからこそ成立するメイキングと言えるのかもしれない。
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