ハコスカは1456万円と低調
アメリカでも知名度を増している日産スカイラインGT-Rが、ボナムス・アメリアアイランド・オークションに姿を見せた。今回出品されたのは1969年ハコスカ4ドア2000 GT-Rと1989年日産スカイラインR32 GT-Rの2台。
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西海岸で始まった日本旧車ブームの中でR32 GT-Rは先進のメカニズムと高いパフォーマンスから「ゴジラ」のニックネームが与えられるほど特別な存在として支持されている。R32から始まったGT-R人気は伝説の原点となったハコスカに及び、近年は日本から数多くが流失している。
アメリアアイランドに姿を見せたハコスカGT-Rは最初期型で良好なコンディションを保ち、2017年にアメリカに渡った個体である。オリジナル度は高いが、日本でお約束のモディファイといえる8スポーク・デザインのワタナベ・ホイールが組まれ、インテリアではステアリング・ホイールがナルディに変えられている点がノンオリジナル。
とはいえメンテナンスが行き届いていることもあり入札が続いた。しかしアメリアアイランドというクラシックカーの聖地だけに日本の旧車を求める方が少なかったようで、最終的に予想落札価格以下の1456万円で落札されてしまった。日本では最近ハコスカGT-Rは2000万円前後で取引されているので、これからアメリカで今回の額で取り引きされることはないと思われる。
同じオークションに登場したR32もオリジナル度が高い個体だ。
R32 GT-Rは安値で終了
もう1台GT-R、R32の方は走行3.4万kmでマフラーも変えられていないオリジナル車で、日本で探してもなかなか見つからない極上車といえる。このR32 GT-Rはアメリカの前オーナーの手により2012年にアメリカに輸入され、25年規制が外れるのを待って2014年に登録されたもの。
こちらもこのコンディションであれば日本で500~600万円で取引されるが、アメリアアイランドという特殊な場所ということもあり502万円で終えてしまった。
今回の結果を見ると、今やアメリカのほうが国産旧車を安く買えることになってしまった。しかし、これから日本を出る旧車たちは高額になるので、これからはアメリカでも値上がりが必至になろう。
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