ポルシェ718に対抗できるスポーツカー
モデル消滅の噂が続いたアウディTTだが、電動化によって生き残る可能性が出てきた。
WLTP対応によるラインナップ整理の犠牲者になるのか尋ねられたハンス・ヨアヒム・ローテンピーラー(技術部門の取締役)は、取締役会が「懸命に努力しているところだ」と明かした。
2030年までに12車種の電動モデルを導入するというアウディ。各セグメントに成長が見込まれるモデルを設定することが望まれている。
「わたくし共は、そうしたいのです」と話すローテンピーラーは、ポルシェ718に対するアウディの切り札が、取締役会においても「エモーショナルな議論」の対象になっていると言う。
長いモデルライフを生き抜いてきたTTの将来は、不確定という状態が続いていた。とくに販売台数が多くないセグメントは収益性が問題となる。
TTの未来についてジュネーブ・モーターショーで尋ねられたブラム・ショットCEOは、「アウディのアイコンとなるモデルの検討はされていますが、それがTTになるかはまだ不透明です。その質問を聞かれると非常にドキドキします!」と答えている。
複数のソースによると、TTの後継は4ドアリフトバックになる可能性もある。
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