荷室容量はガソリンエンジン・モデルと同等
BMWがX3のプラグインハイブリッド仕様をジュネーブ・モーターショーで発表した。
新型X3 xドライブ30eは12月より生産が始まる予定。先に発売されているガソリン・エンジン仕様はアウディQ5のライバルとなるSUVだ。
PHEVモデルは直列4気筒ガソリンターボ・エンジンと電気モーターの組み合わせで、最高出力252psを発生。さらに、電気モーターの出力を一時的に41ps引き上げることもできる。
四輪駆動で0-100km/h加速は6.5秒。BMWによれば、電気のみで50kmの距離を走ることができ、燃費は41.7km/ℓにもなるという。モーターに電気を供給するリチウムイオン・バッテリーは後部座席の下に搭載されているため、荷室容量は450ℓとガソリンエンジン・モデルと変わらない。
BMWではこのほかに、完全電気自動車のiX3を2020年に発売する予定。その開発を急いでいるところだ。
X3 PHEVはジュネーブ・モーターショーの会場で、BMWの3シリーズ、7シリーズ、X5のプラグインハイブリッドと共に展示されている。これらは同社の大規模な電動化計画の一部であり、2019年内に12台、2025年末までに25台の電動モデルが発表されることになっている。
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