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ニューモデル 2019.3.5

ミニ・ジョン・クーパー・ワークス(3ドア)試乗…「ゴーカート・フィーリング」がリニアで操りやすい洗練の域に

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2018年5月、「ミニ」の3ドアと5ドア、コンバーチブルが同時にマイナーチェンジ。その中でもミニの原点と言える3ドア、そしてミニ全体で最もホットな「ジョン・クーパー・ワークス」の最新バージョンに、毎年恒例のJAIA(日本自動車輸入組合)「輸入車試乗会」において、会場の大磯プリンスホテル敷地内とその近隣で短時間ながら試すことができた。PHOTO&REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)

 先般のマイナーチェンジは、少なくとも公表されている範囲内では決して変更点は多くない。ヘッドランプに丸目を強調するLEDのデイライトランプが標準装備され、リヤコンビランプにユニオンジャックが描かれたほか、テレマティクスサービス「ミニ・コネクテッド」がベーシックグレード「ワン」以外に標準装備。そして「ジョン・クーパー・ワークス」に8速AT、それ以外のガソリン車に7速DCTが、従来の6速ATに代えて搭載されている。

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「ジョン・クーパー・ワークス」の特徴を改めて振り返ると、同じ2.0ℓ直4直噴ガソリンターボエンジンを積む「ミニ・クーパーS 3ドア」に対し39ps&40Nm高い231ps&320Nmを発揮。足元には専用のブレンボ製ブレーキキャリパーやスポーツサスペンション、17インチアルミホイールが装着され、専用のエアロキットやスポーツシート、レザーステアリングホイールなども標準装備される。

 なお、今回のテスト車両は8速AT車で、18インチアルミホイール&ランフラットタイヤを含むパッケージオプション「トラック・スタイル」や電子制御ダンパー「アダプティブ・サスペンション」など、72万8000円分のオプションを装着。総計522万8000円の仕様となっていた。

 室内に乗り込み運転席へ身体を収めると、見た目以上にサイドサポートは強くクッションも硬めで、エンジンを始動する前からドライバーにやる気と覚悟を促してくる。

 その後エンジンを始動し発進した瞬間、自他共に評する「ゴーカート・フィーリング」が、このジョン・クーパー・ワークスではそれが掛け値なしのものだと気付かされる。敢えて大袈裟に表現すれば、中実の鉄の塊を転がしているかのような重厚感と剛性感だ。

 少し速く旋回した程度ではほとんどロールを感じさせないサスペンションや、わずかな操舵にも反応するクイックなステアリング特性は他のミニとも共通だが、そのランクが1つ以上確実に上回っている。

 ただし、ピーキーで操りにくく、路面の凹凸を正直に伝えるかと言えばさにあらず。操舵に対するヨーやロールの立ち上がりは至ってリニアで、この手のFF車にありがちなリヤタイヤが落ち着かない雰囲気も感じられない。また粗粒路を走ってもフロアやステアリングがわななくことはなく(ただしダッシュボードからビビリ音が出る)、大きなギャップを乗り上げても突き上げは思いの外マイルドだ。

 過去に試乗したミニには、車種・仕様によっては閉口するほど跳ねと突き上げが酷く、しなやかさを欠いたものも見受けられたが、「アダプティブ・サスペンション」の効果か、それともデビューから5年を経て熟成が進んだのか、この最新のジョン・クーパー・ワークスは、「ゴーカート・フィーリング」としなやかさを極めて高い次元で両立していた。

 そして2.0L直4直噴ガソリンターボエンジンは、回せば回すほど吹け上がりが鋭くなり、アクセル操作に対するレスポンスも俊敏になる性格だが、ミッションのトルク容量の兼ね合いからか1450-4800rpmという幅広い回転域で最大トルクを発生させることもあり、ドッカンターボというほど低回転域がダルではない。しかも8速ATの変速は素早くかつスムーズで、加速の切れ間をほとんど感じさせないのも、そうしたスポーティな感触に一役買っているのだろう。

 今や日本においても数え切れないほどの仕様を持つ一大ブランドとなったミニだが、その中で最もホットな最新のジョン・クーパー・ワークスが、望外なほど洗練された走りの質感を備えていた。

【Specifications】
<ミニ・ジョン・クーパー・ワークス(FF・8AT)>
全長×全幅×全高:3875×1725×1430mm ホイールベース:2495mm 車両重量:1290kg エンジン形式:直列4気筒DOHC直噴ターボ 排気量:1998cc ボア×ストローク:82.0×94.6mm 圧縮比:10.2 エンジン最高出力:170kW(231ps)/5200rpm エンジン最大トルク:320Nm(32.6kgm)/1450-4800rpm JC08モード燃費:15.8km/L 価格:450万円

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(MotorFan 遠藤正賢)

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