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ニューモデル 2019.3.5

【フォルクスワーゲン ポロ 試乗記】TSI R-Lineグレードはちょうどいい感じ

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マニアック評価 vol.664

待っていた人も多いのではないだろうか?ポロのラインアップにはこれまで、3気筒1.0Lターボエンジン搭載のトレンドライン、コンフォートライン、ハイラインの3グレードと、トップグレードとなる4気筒2.0Lターボエンジン搭載のGTIという4グレード構成だった。今回追加されたR-Lineはそのちょうど中間の排気量となる4気筒1.5Lターボエンジンを搭載したモデルで、ちょうどいい感じがある。

    気になっていました、このクルマ!新型ジープ「ラングラー」に試乗<by:藤本えみり/Emiri Fujimoto>


このエンジンは従来のEA211型TSIシリーズの発展型で、「TSI Evo」と名付けられている。いわゆるライトサイジング(適正排気量)ターボエンジンで、フォルクスワーゲンの次世代エンジンの中心的存在となっていくエンジンだ。組み合わされるトランスミッションは7速DSGだ。


その特徴は気筒休止システムや350barの高圧コモンレール直噴、サーマルマネージメント、シリンダー壁面にプラズマライナーシリンダーコーティングするなどで、いずれも省燃費など環境性能を重視しているところに特徴がある。出力は150ps/250Nmで、1.0Lターボは95ps/175Nm、またGTI用の2.0Lターボは200ps/320Nmであり、出力もちょうどいい感じに設定されている。ちなみに燃費を見ると1.0Lは19.1km/Lで2.0Lは16.1km/L、そしてこの1.5LのTSI Evoは17.8km/L(JC08モードでの数値)となっている。

新規投入されたTSI R-Lineの装備関連特徴などはこちらを参照してほしい。
※関連記事:フォルクスワーゲン「ポロ」に力強さとデザイン性を備えた新グレード「TSI R-ライン」追加

2段階切り替えのショックアブソーバー

エンジンのパワー感の違いは明白で、力強くスポーティになっている。特にサスペンションがR-Line専用のスポーツサスペンションで、スポーツとノーマルの2段階の減衰切り替えが可能なショックアブソーバーを装着していることも大きい。


試乗車は1200km程度しか走行していない新車であったため、ショックアブソーバーのフリクションがあり、しっとりとしたものがまだなかった。そのため、スポーツモードではかなり硬めに感じた。しかしある程度の走行距離をこなすと、馴染むことはわかっており、そこは期待値通りの乗り心地へと変わっていくだろう。

走り出してすぐに感じるのは、やはりフォルクスワーゲンらしさとポロらしさであり、つまりしっかりとしたボディ剛性などから感じる安心感としっかり感。そしてステアリングの直進性の座りの良さなどだ。

このしっかり感と安心感こそがポロの特徴でもあり、運転のしやすさへ繋がっているのだ。アップライトのシートポジションと視界の良さがあり、コンパクトなハッチバックスタイルはユーティリティの点でも満足度は高い。

ビジーさを感じるかもしれない7速DSG

試乗ルートは一般道と高速道路の両方を試した。ドライブモードの切り替えはエコ、ノーマル、スポーツとあるが、ノーマルモードでワインディングを走ると50km/h程度の車速のときギヤは「D5」と表示されている。勾配のある箇所で1600rpm付近に回転が下がるとキックダウンをする。この車速付近は実用上、頻繁に使う速度域。それだけに少し日本の道路環境にギヤ比が合っていないと感じた。したがって少しビジーに感じるかもしれない。


もっともスポーツモードにするとそうしたビジーさは消え、ギヤホールド性が上がりワインディングは走りやすくなる。しかし、そのスポーツモードで一般道を走行するとアクセルの踏み方にもよるが、50km/hで3速を意味する「S3」をホールドする。あえてアクセルを抜かないとシフトアップしないので、市街地では逆に使いづらく、この環境ではノーマルモードがいい。

エコモードでは高速でコースティングをし、滑らかに滑空する。また、気筒休止は市街地走行時でも随時エンジン負荷の少ないところでは休止しているようだ。「ようだ」というのは、体感を全くしないからで、メーターパネルに小さく「eco」の表示が出ることで認識できるレベルだ。もちろん、気筒休止の2気筒走行から4気筒走行に復帰する際も、ドライバーは全く気づかない。


コーナーも滑らかに駆け抜ける

また、このR-Lineには電子制御式デファレンシャルの「XDS」が標準装備されている。これはいわゆるコーナリングブレーキで、高速コーナリング時に駆動輪の内側のグリップ不足を検知すると瞬時にブレーキをつまみ、内輪の空転を抑制するというもの。トラクションがすぐに復帰しアンダーステアが消されていくのを体験できる。

こうしたブレーキのつまみ方も実に自然で、いやらしさを感じない。強制的にクルマの向きを変えられたという印象はなく、ドライバーの意志を理解したかのようにスムーズにコーナーをクリアできるからだ。


ポロ TSI R-Lineは装備充実のハイラインとほぼ同等の装備をもち、専用のエクステリア、専用アルミホイールなど専用装備がプラスされているモデルだ。ポロが持つ安全性の高さやコンパクトハッチバックのスタイリング、運転のしやすさといったところの満足度が高く、GTIほどではないけどスポーティなR-Line。コンパクトハッチ選びで悩ましいという方は一度試乗してみるのはいかがだろうか。<レポート:高橋明/Akira Takahashi>


【メーカー希望小売価格(税込)】

・Polo TSI R-Line:2,980,000円

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(Auto Prove 高橋 明)

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