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ニューモデル 2019.2.26

長期テスト アウディTT RS(6) TT Sでもよいのでは、と思えてきた

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積算1万2641km レーンアシストの進化感じる

以前のアウディに搭載されていたレーンアシスト機能はまるで使えなかった。数年前にテストしたTTは、白線は認識しているにしろ、その間をふらふらし続けていたからだ。

    長期テスト アウディTT RS(5) 賛否両論分かれるクルマ

しかし今では、ハンドルに手を添えておくだけで後はクルマ任せでもまっすぐに走るようになった。

ただ、この機能は12秒間しか使えず、入力を求めてくる。どちらがいいものやら。

積算1万3403km TT RSのライバルはTT S

TT RSについてどれほどの先入観を持っていようと、これほどの万能さを持った存在を他で探すのは難しい。

406pのパワーや四輪駆動システムばかりではない。好ましい2ドアのスタイリングやコンパクトなホイールベース、実用的なトランクルームのすべて備えているのだ。

BMW M2やポルシェ718ケイマンといった例外もあるが、長らく大半の主要メーカーがこのセグメントを見放してきた。結果的に、TT RSのライバルはアウディ内から出てくることとなった。TT Sだ。

TT Sでも十分? エンジンはゴルフRと共有

当然ながら、TT Sの一番の優位性は価格だ。6速MTのクーペで4万1205ポンド(591万円)から手に入る。RSの最低価格と比べ、なんと1万1000ポンド(158万円)も安いのだ。

オプションのデュアルクラッチDSGを選択してもまだ1万ポンド(138万円)差で、搭載されるのはゴルフRにも搭載される309psの2ℓターボエンジン。楽しさは疑いようもない。

一方、スタイリングパックは控えめになり、固定式スポイラーや押しの強いハニカムグリルは装着されないのも事実だ。

借りだしたTT Sはナロ・グレーで、RSでは選択することができないカラーだ。とはいえ個人的には、伝統的なカラーの方が好ましく感じられる。

内装の違いはわずか 大径ホイールはお好みで

内装にはわずかな違いがいくつかある。ステアリングやギアレバーはアルカンターラ張りではなくなり、ドライブセレクターやスターターボタンはダッシュボードに配置される。

トリムの素材は一部が簡素化され、MMIシステムのバーチャル・コクピットは若干豪華さが抑えられているものの、基本は変わらない。

相変わらずハイエンドな経験が得られるシステムになっている。一押しのアダプティブダンパーであるマグネティックライドが標準なのもポイントだ。

残念ながら、今回の車両はオプション設定となるRSと同じサイズのアロイホイールを装着していた。TT Sのサスペンションはソフトなセッティングながら、落ち着きがないことを考えると、やはり20インチのオプションは自己責任で、と言わざるを得ない。

TT Sのほうが優れる部分も

TT Sの包容力や魅力的な4気筒エンジンを考えると、TT RSにも十分対抗しうる。低速からいつも通りにアクセルを開けると、TT Sの敏感さはRSとほとんど変わりない。

10.2kg-mのトルク差はあるが、中間域の反応で言えばTT Sの方が一枚上手に感じられるほどだ。(日常域で不用意にその直列5気筒エンジンを目覚めさせたくないがために、アウディは燃費に振ったアクセルセッティングを施しているのではないだろうか。)

結果として市街地を走る際には、RSのパワーはどこにいったのかと思いかねない。TT Sでも0-100km/h加速は4.6秒と十分速く、RSと変わらない7速DSGの変速スピードをもってすればこのパワーをうまく引き出すことも容易だ。しかも燃費は12.8km/ℓ以上が期待できる。これはRSには無理な芸当だ。

やはり5気筒エンジンは魅力的

しかし、どれだけ比べてみたところで、所詮は本物と偽物の比較のようなものだ。

重く、燃費が悪く、力強い5気筒エンジンがRSのキャラクターを端的に表している。EA888は勇ましいバリトンサウンドを奏でるが、7000rpmに達した5気筒エンジンの活気にはかなわない。

TT Sと根本的に異なるわけではないものの、RSの固めのサスペンションでこちらを選んでしまうこともあるだろう。シャープでフラット、鋭敏さも増している。たしかにこの2台の差は0.5ℓ分かもしれないが、差額を払う価値はある。

好きなトコロ/嫌いなトコロ

好きなトコロ:ノイズオフ機能

エグゾーストボタンは排気音を高めたい時と言うより、弱めたいときに使える。ご近所の静かな朝を邪魔したくないときにはうってつけだ。

嫌いなトコロ:なくなる寸前でのオイル警告灯

RSはノッキング寸前にならないとオイル残量の警告が表示されない。半分をきった当たりで表示されると一番良いのだが。

テスト車について

モデル名:アウディTT RSクーペ
新車価格:5万615ポンド(789万円)
テスト車の価格:6万1080ポンド(952万円)

テストの記録

燃費:11.2km/ℓ
故障:無し
出費:エンジンオイル・ウォッシャー液 20ポンド(4000円)

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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みんなのコメント

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  • non*****|2019/02/26 15:21

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    RSと名のつくクルマなんだから、ただ単にパワーや速さだけではないものがあるのだろう。
    Sでは得られないものを求める人がいるからこそRSを作ったのだから、全否定に近い記事を書かなくてもいいと思うけどね。
  • yos*****|2019/02/26 15:55

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    直5は毎回受賞してる評価の高いエンジン
    技術的にも開発が困難な代物
    価格でS選ぶなんてもったいない
  • ats*****|2019/02/26 13:40

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    この記事、なぜポンドで金額を話しているんだろうか!?
    日本でも販売されていて価格はまるで違うのに・・・
    TTS :776万~でTTRS:989万~
    日本とイギリスでは車両設定に差が有るだろうが日本で記事にしていて違和感がある
    日本での販売価格差で、213万の価格差を比較するべきだろう
    TTRSをフルオプションでも乗り出しで1千万いかないなら迷わずRSを買いますよ

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