現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > イスパノ・スイザ、新型電動グランドツアラー「カルメン」を予告 ジュネーブショー

ここから本文です

イスパノ・スイザ、新型電動グランドツアラー「カルメン」を予告 ジュネーブショー

掲載 更新
イスパノ・スイザ、新型電動グランドツアラー「カルメン」を予告 ジュネーブショー

スペインの伝説ブランド 電動車を開発

歴史的な自動車メーカーのイスパノ・スイザは「カルメン」と名付けられた電動グランドツアラーを2019年のジュネーブ・モーターショーで発表する。そのカーボンファイバー製モノコックの画像が公開された。

コンパニオン大特集(5) 大阪オートメッセ2019 画像77枚

イスパノ・スイザは、戦間期(1910~30年代)に高級車の製造で有名だったが、2010年にアウディR8ベースのV10クーペ(写真白)を公開して以来、新しいクルマは発表していない。それ以前には2000年に2人乗りスーパーカーのHS21、2001年にK8、2002年にHS21-GTSという3台のコンセプトカーを発表してきた。

カルメンという車名は、イスパノ・スイザ創設者の1人であるダミア・マテウの孫娘カルメン・マテウに因んで付けられたもの。同社によれば、このクルマは「手作業で積層した非常に強固な」カーボンファイバー製モノコックで構成されるという。

カルメンのデザインは、先に公開されたスケッチから窺い知ることができる。それは完全に電気駆動で、イスパノ・スイザが1904年に設立されたスペイン・バルセロナで製造される。

スケッチ画像から判別できるデザインのディテールは、同社が戦間期に製造していた流線型のモデルへの美的回帰を感じさせる。同社によれば、1938年に作られたH6デュボネ・ゼニアから着想を得たという。

小規模EVメーカーの時代へ

イスパノ・スイザによる今回の発表は、NIO EP9やデンドロビウムD1など、他の小規模な会社から公開された電動スーパーカーに続くものだ。

また、イスパノ・スイザはカルメンの製造が、電動パフォーマンスカーの専門家でマヒンドラ・フォーミュラEチームにも携わっているQEVテクノロジーズによって行われることを認めている。

そのブランド名に関連した伝統について、同社創立者の曾孫ミゲル・スケ・マテウは次のように語っている。

「イスパノ・スイザが設立された当時、1台の電気自動車が製造されましたが、そのプロトタイプは市販化には至りませんでした。それから119年後の今、2019年3月にイスパノ・スイザは初の100%電気自動車を発表します」

このプロジェクトは、主にレジャー開発や文化事業を手掛けるスペインの複合企業グループ・ペララーダから支援を受けている。

こんな記事も読まれています

フェルスタッペンの支配、いつまで続く? ホーナー代表「楽しめるうちに楽しんでおくべき!」
フェルスタッペンの支配、いつまで続く? ホーナー代表「楽しめるうちに楽しんでおくべき!」
motorsport.com 日本版
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
くるまのニュース
新開発水冷エンジン搭載 MUTT MOTORCYCLES「DRK-01 125/250」発売
新開発水冷エンジン搭載 MUTT MOTORCYCLES「DRK-01 125/250」発売
バイクのニュース
ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
レスポンス
クルマの事故で散らばった破片は「基本的に当事者」が片付ける必要あり! ただし勝手に「持ちかえる」「捨てる」はNGなワケ
クルマの事故で散らばった破片は「基本的に当事者」が片付ける必要あり! ただし勝手に「持ちかえる」「捨てる」はNGなワケ
WEB CARTOP
情報処理推進機構、欧州「カテナ-X」とデータ連携基盤の相互運用を検討 欧州の電池規則に対応
情報処理推進機構、欧州「カテナ-X」とデータ連携基盤の相互運用を検討 欧州の電池規則に対応
日刊自動車新聞
【スーパーテスト】馬力アップ+軽量化+縦と横方向のダイナミクス!630馬力の新型「アウディ RS7 パフォーマンス」がサーキットを駆け回る
【スーパーテスト】馬力アップ+軽量化+縦と横方向のダイナミクス!630馬力の新型「アウディ RS7 パフォーマンス」がサーキットを駆け回る
AutoBild Japan
渋滞135分!? 中央道「地獄のGW渋滞」いつ走れば回避可能? 「穴場の時間帯」を知れば全然混んでないことも 「ずらし移動が効果的」NEXCOの予測は
渋滞135分!? 中央道「地獄のGW渋滞」いつ走れば回避可能? 「穴場の時間帯」を知れば全然混んでないことも 「ずらし移動が効果的」NEXCOの予測は
くるまのニュース
新車販売はN-BOXとカローラが相変わらず絶好調だが……じわり「ホンダの登録車勢」が勢いを増していた!
新車販売はN-BOXとカローラが相変わらず絶好調だが……じわり「ホンダの登録車勢」が勢いを増していた!
WEB CARTOP
調子良かったのは何で? ノリス、苦戦予想した中国での好パフォーマンスにハテナ残る
調子良かったのは何で? ノリス、苦戦予想した中国での好パフォーマンスにハテナ残る
motorsport.com 日本版
ヤマハ「XSR900」 新型モデル「XSR900 GP」とリレーションを図った新色を設定
ヤマハ「XSR900」 新型モデル「XSR900 GP」とリレーションを図った新色を設定
バイクのニュース
トヨタ“新”「カローラ」発表! めちゃ精悍エアロに「上質内装」採用! 「スポーティな走り」の新「ACTIVE SPORT」 ベースモデルとの違いとは
トヨタ“新”「カローラ」発表! めちゃ精悍エアロに「上質内装」採用! 「スポーティな走り」の新「ACTIVE SPORT」 ベースモデルとの違いとは
くるまのニュース
空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
レスポンス
メルセデス・ベンツ Gクラス【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
メルセデス・ベンツ Gクラス【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
MBP Motoが「モルビデリ」を買収! 歴史的ブランドが復活へ
MBP Motoが「モルビデリ」を買収! 歴史的ブランドが復活へ
WEBヤングマシン
【20世紀名車ギャラリー】ポルシェの原点にして傑作RRスポーツ、1959年式ポルシェ356Aの肖像
【20世紀名車ギャラリー】ポルシェの原点にして傑作RRスポーツ、1959年式ポルシェ356Aの肖像
カー・アンド・ドライバー
次期型「ステップワゴン」!? ホンダ「新型ミニバン」公開! “窓なし”「丸テール」が斬新すぎる! 新型「スペースハブ」にユーザーの反応は?
次期型「ステップワゴン」!? ホンダ「新型ミニバン」公開! “窓なし”「丸テール」が斬新すぎる! 新型「スペースハブ」にユーザーの反応は?
くるまのニュース
まもなく世界初公開!? BMW新型「X3」が最終テストを終了 人気のミドルSUV 4代目はどう進化する?
まもなく世界初公開!? BMW新型「X3」が最終テストを終了 人気のミドルSUV 4代目はどう進化する?
VAGUE

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村