もくじ
ー アウディTT、後継モデルなし?
ー フェイスリフト版も大変更なし
アウディTT、後継モデルなし?
アウディが小型クーペ&カブリオレの最上級モデルにアップデートを施し、2019年モデルのTT RSとTT RSロードスターを発表した。
今回、他のTTシリーズと同様のアップデートを受けたこのBMW M2のライバルは、アウディTTの将来について疑う声が聞こえる中で発表された。アウディは世界的な売れ行きの落ち込みを受け、TTのラインナップ全体を廃止してしまうという噂が繰り返し囁かれている。
英国では4月に発売が予定されている標準モデルのアウディTTとTTロードスターのフェイスリフト・バージョンと同様、2019年モデルのTT RSとTT RSロードスターは、当初2022年に計画されていた次のフルモデルチェンジまで乗り切るための小規模なアップデートがいくつか施された。
しかし、最近になってドイツ・インゴルシュタットにあるアウディ本社の内部関係者から耳にした話によると、新たに同社のCEOに就任したブラム・ショットは、既にTTの後継となる新しいリフトバック・モデルの計画を進めているという。
これは4世代目となる次期型A3のラインナップの一部として、メルセデス・ベンツCLAや今後登場するBMW 2シリーズ・グランクーペに対抗することが期待されている。
もしそれが本当なら、アウディもメルセデス・ベンツと似た方針を採ることになる。メルセデスはSLCの後継を用意せず、現行モデルが生産終了したらそのまま廃止することに決めた。
フェイスリフト版も大変更なし
1998年に初代が発表されたTTは、20年にわたりアウディのラインナップで主力を担ってきた。しかし近年、購入者の嗜好は明らかにSUVの方へ傾いている。
またアウディは今後の5年間で140億ユーロ(約1.7兆円)を電気自動車の開発に投資するため、TTの将来については疑問視されている。
初期の計画には、TTをサブブランド化して、セダンやSUVも含む4つのモデルをラインナップするという案もあったが、アウディの取締役会によって破棄されてしまった。
フェイスリフトを受けたTT RSとTT RSロードスターの変化はわずかだ。エクステリアはフロント・バンパーの軽度な変更と、リア・ウイングの改良など。インテリアは新たにカラー・アクセントが採用され、コミュニケーション・システムがアップグレードされた。
エンジンは従来と同じ、2.5ℓ直列5気筒ガソリン・ターボを搭載。最高出力400ps/5850rpm、最大トルク48.9kg-m/1950-5850rpmを発生する。
フロントに搭載されたエンジンのパワーは、標準の7速デュアルクラッチ式Sトロニック・ギアボックスと、電動油圧マルチプレート・クラッチを使ったクアトロ・システムを介して4輪全てに伝えられる。
パフォーマンス面の数字も従来と変わらない。1450kgのTT RSは0-100km/h加速が3.7秒。1540kgのTT RSロードスターは3.9秒。最高速度は両モデルとも250km/hでリミッターが作動するが、オプションで280km/hまで引き上げることができる。
他にも豊富に用意されたオプション・リストの中には20インチ・ホイールとタイヤなどのアップグレードが含まれる。
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