シリアルナンバー488のニュル仕様
レクサスのフラッグシップ・モデルとしてLFAが送り出されたのは2010年のこと。トヨタのF1や様々なレースで磨き上げてきたテクノロジーを余すことなく注ぎ込んで開発されたレクサスLFA。カーボンファイバーシャシーを採用し、そのフロントにはV型10気筒DOHC4805ccで560psを発揮する1LR-GUE型エンジンが搭載される。
6速シーケンシャル・ギアボックスを介して後輪を駆動し0-100km/h加速は3.7秒以下、最高速は325km/hと発表され、まさにスーパーカーにふさわしいパフォーマンスを発揮する。
全世界500台の限定車とされ、日本での販売台数は165台のみ。また特別仕様であるニュルブルクリンク・パッケージ仕様は50台のみが作られている。ちなみに日本での標準価格は3750万と、まさにスーパーだった。
絶対数が少ないこともあり、レクサスLFAはほとんどオークションに姿を現すことはなかった。そうした中、RMサザビーズ・アリゾナ・オークションに出品されたのはアメリカにデリバリーされたシリアルナンバー488のニュルブルクリンク・パッケージ仕様。ちなみにレクサスLFAニュルブルクリンク・パッケージ仕様は、アメリカでは15台のみが販売されたという。
落札額は9735万円に!
出品されたレクサスLFAは、ホワイトのエクステリア・カラーにレッドとホワイトの2トーンというおしゃれな組み合わせ。驚くべき点としては走行がわずか54マイル/86kmとデリバリーマイルであることだ。
恐らく入手してからそのまましまいこんでいたものと思われる。それだけにインストラクション・ブックやボディカバー、充電器などの付属品はすべて完備しており、そのなかにはレクサスからオーナーに送られた手紙までが残っていた。
アメリカはもちろん日本でもレクサスLFAはほとんどショップに並ぶことはない。そんな流通数の少ないクルマで、新車のコンディションを保つだけに、ここで押さえておかないと次がない。…という気にさせたのか入札は過熱し、最終的に88.5万ドル/9735万円で決着がついた。
日本でも6000万円超えで取引されていた時期もあるが、最近はすべてが「ASK」のため現在の実勢価格は不明だ。
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