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ニューモデル 2019.1.19

日産リーフ、オーナーの声 EVを乗りこなす秘訣

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もくじ

ー あまりされていないEVの話
ー 自宅で夜間充電ができないと日常使用には厳しい
ー 休日の遠出では、人気の充電スポットは混雑する
ー 夏に高速道路を追加充電して連続走行すると……
ー 遠出した時、バッテリーの残量を予測する必要が
ー リーフで魅力的なEVライフを過ごすには……

    コンパニオン大特集(17) 東京オートサロン2019 画像71枚

初代~2代目の前/後期を乗り継いだ「小林さん」の、新型リーフ・レポ、最新版です。

あまりされていないEVの話

日産から、搭載するバッテリーの容量を増やしたリーフe+が発表されました。加速、静寂性、環境、ランニングコストなど……。新たな車種が加わり、リーフの魅力も一段とアップしました。

しかし、ガソリン車とは全く異なる点もあります。それにより、漠然とした不安で購入をためらうひとも多くいるのではないでしょうか。

確かに、生活環境やライフスタイルなどで、EVにあまり適さないユーザーはいます。また、ガソリン車にはないEV特有のバッテリーの残量管理も必要です。

ただ、このような点についての話は、ほとんど語られていません。

EVの魅力について語るより、とても重要です。これを熟知することが、乗りこなす秘訣を知ることにもなります。

・自宅の夜間充電なしは厳しい
・遠出はなるべく平日に
・真夏の高速道路は要注意
・バッテリー残量の予測は
・魅力あるEVライフを求めて

自宅で夜間充電ができないと日常使用には厳しい

通常、リーフの購入と同時に自宅に充電用コンセントを用意します。駐車場に、単相200VでEV用の専用タイプの物となります。夜の料金の安い電気を使い、夜間に充電することが最も有効な良い方法です。

40kWhリーフの場合、10時間で約75%程度追加充電できます。しかし、都会などでは、これが難しい場合が多くあります。そのようなユーザーは、自宅や会社の近くにある急速充電スポットを使います。

充電カードもそのようなユーザー向けに、定額の「使いホーダイプラン」が用意されています。月額2000円で、全国にある多くの急速充電器が使い放題になります。コスト的には問題ありませんが、どうしてもそれなりの時間が必要です。

急速充電30分での充電量は、40kWhリーフで、多くても約50%位しか入りません。また、80%を越えて充電することは、時間的になかなか難しいです。充電量が増えてくると、充電する電流が徐々に少なくなるからです。

したがって、自宅での夜間充電の必要性は、とても重要です。しかし、搭載するバッテリーの容量を増やしても、残念ながら全く解消しません。

休日の遠出では、人気の充電スポットは混雑する

急速充電スポットを利用する遠出は、なるべく平日にすることも必要です。

自営業のひとや、現役をリタイアし時間的に自由なひとは可能でしょう。しかし一般的に、仕事などでは平日でしょうが、行楽は当然休日や祝日となります。

急速充電スポットは、全国で7500カ所位まで増えてきています。EVでの電欠の心配は、全くなくなったと言っても過言ではありません。

しかし、ほとんどのスポットの充電設備は1台のみです。誰かが充電していると、当然待つことになります。平日ではほとんど大丈夫ですが、休日の人気スポットでは多く見受けられます。

このような充電待ちは、とても辛いものです。自身のクルマの充電時間は、休憩がてらとなり、ほとんど気になりません。

しかし、充電開始待ちの行列に入るのは、時間的にもちょっと問題となります。バッテリーの残量に余裕があれば、別の充電スポットを探す方法もあります。

新しいリーフe+は、62kWhにバッテリー容量が増えています。遠出した時に、どこで追加充電するかの選択肢が増え、とても有効です。

夏に高速道路を追加充電して連続走行すると……

昔は、高速道路や登り坂でオーバヒートするクルマがありましたが、今はありません。しかし今のEVでは発生する可能性があります。

リーフのバッテリー温度表示にはレッドゾーンがあり、そこになると立往生します。夏の時期は、高速道路で通常走行していても、温度は上がります。

また、急速充電でも上がるので、最後はレッドゾーンになってしまいます。サービスエリアで休憩しても、その温度はなかなか下がりません。

高速道路における連続走行は、40kWhリーフで、真夏250km位が目安となります。100%充電で出発して、途中1回の急速充電を行う計算です。

もちろん、気温、道路の勾配、速度、運転の仕方などで大きく変わってはきます。250km以上走れる場合もありますが、全て条件しだいです。

できることなら、真夏に高速道路を長く使うのを避けるのが良さそうです。冬の時期でも、温度は上昇しますので、それなりに注意が必要です。

バッテリーの冷却方式にもよるので、そのような心配のないEVもあるかもしれません。リーフe+は、航続距離が増えていますので、走れる距離はもっと多くなります。

また、バッテリー構造や冷却方式が異なっていれば、当然違ってきます。

遠出した時、バッテリーの残量を予測する必要が

EVでは、常にバッテリーの残量を管理する必要があります。

例えば、遠出した時、ある地点で充電したら次の充電場所を考えることになります。

40kWhリーフの場合、真夏や真冬でなければ10%で約25km位走れる計算で考えます。但し、勾配があると違ってきます。登りの場合、標高差100mに対して、約4km走行分をプラスします。

もちろん、下りの場合は回生充電されますので、逆にその分を差し引くことができます。これを合わせた走行可能距離を暗算することになります。

バッテリーの残量管理は、EVにとって最も重要です。これをめんどくさいと思われるひとは、あまりEV利用には向きません。逆に、今EVに乗っている多くのひとは、これを面白いと感じているようです。

また、バッテリーは、経年変化により劣化が進み、その容量は年々減っていきます。充電方法により、その度合いは変わり、これについての注意も必要です。

長く乗ることを前提としてEVを考えるひとには、しっかりと検討することをお勧めします。

リーフで魅力的なEVライフを過ごすには……

EVに乗るには不都合な点があっても、リーフに楽しく乗っているひとは大勢います。ここで説明した内容は、決して絶対的な話ではありません。

ライフスタイルなどをリーフに合わせて工夫しているようです。

新しい物には、想定外のことが起きる可能性があります。しかし、それを受け入れる覚悟さえあれば大丈夫。もし面白く感じられたらベストです。

最も大切なリーフにのる秘訣は、EVワールドの冒険者になることです。魅力的なEVライフが待っています。

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(AUTOCAR JAPAN 小林 薫)

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