フォード 今後のビジネスプランとは
フォードの今回の刷新はフォードが現在おこなっている世界規模の市場再構築のひとつだ。次の5年で105億ポンド(1.4兆円)規模のコストカットを実施していく。
コンパニオン大特集(13) 東京オートサロン2019 画像72枚
デトロイトモーターショー2019の場でジム・ハケットCEOは「われわれは目標に見合った人材を持っていますが、欧州ではビジネルモデルに着手しなければなりません。そこでフォードは商用車、乗用車、そして輸入車のそれぞれ3つの分野に特化したグループを近い将来設立し、さらなる収益の向上を図っていきます」と話した。
「優秀な人材を支援するためのインフラ作りが重要です。そして今回の要は今現在の欧州で起こっている風潮が良い流れだということです。順序を追って進化を行い、変化をもたらしていきます」とも加えた。
ビジネス分野についてより大きなスケールでハケットは「北米市場にも同じアプローチで挑みます。ビジネスの設計はちょうど良い位置にありますが、これから挑戦していくためにも現在準備中の段階です」と語った。
米国市場ではフォードは2020年の終わりまでに現在のラインナップの75%を刷新し、2022年の終わりまでに40モデルものEVを投入する計画を発表している。
その計画の一部として、フォードは今回のデトロイトで新型エクスプローラーを発表。そして将来的には新型エスケープ、ブロンコの復活、そしてマスタングからインスパイアされたEVなどのリリースが予定されている。
デトロイトモーターショー2019開幕前のCNBCが行なったインタビューにてフォードは現在16車種のEVを開発中だとハケットCEOは明かした。「来年にはかなり大きなサプライズも用意している」と加えた。
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