もくじ
ー 740eは745eへ 航続距離、伸長か
ー PHEV以外も改良 中国市場を意識
740eは745eへ 航続距離、伸長か
フェイスリフトを受けたBMW 7シリーズのスタイリングが、正式発表前にインターネット上にリークされた画像から全て明らかになった。
これを見ると、新型SUVのBMW X7からの影響を感じさせる大型化されたキドニー・グリルが確認できる。
「BMW Blog」に投稿されたこれらの画像は当初、BMWのオンライン・コンフィギュレーターにアップロードされたものだという。初めて完全に露わになったフロントエンドをはじめ、サイドや斜め後方もこれらの画像から見ることができる。
今回アップデートされたこの高級サルーンは鼻先が改められると共に、細くなったヘッドライトやテールライトを含め、エクステリアのスタイリングがよりシャープになっている。
改良は外皮の内側にも及ぶ。中でも最も重要な点は、より強力なプラグイン・ハイブリッドが採用されることだ。
以前路上で目撃されたテスト車両は現行型の740e iパフォーマンスに偽装していたが、マイナーチェンジ後の新型はパワーと航続距離が引き上げられ、745e iパフォーマンスと名乗る見込みだ。
740eのシステム合計最高出力は326ps、最大トルクが51.0kg-mだが、新型は最新のモーターとエネルギー密度が高いバッテリーを採用することによって、2.0ℓ直列4気筒ガソリン・エンジンにさらなるパワーを供給し、合計最高出力は400psに近づくと予想される。
新しい電動化技術は745eの電気のみによる航続距離も伸ばすことになる。740eは46.7kmの距離を走行可能だが、新型ハイブリッドは約48.3km台前半に伸びる可能性が高い。
PHEV以外も改良 中国市場を意識
プラグイン・ハイブリッド・バージョン以外の7シリーズにも改良が施される。
直列6気筒ガソリン、直列4気筒ディーゼル、そして750iのV8や760Li xドライブのV12も含め、各エンジンはパワーが向上し燃費が改善されるはずだ。
レンジローバーのライバルとして昨年秋に発表されたX7は、BMWラインナップの頂点に7シリーズと並んで君臨することになる。両車に見られるデザインの関連性は、フラッグシップ・モデル同士に共通するイメージを作り出すための戦略だろう。
2台のモデルは、高級車に大金を惜しまない購買層を直接ターゲットにしているが、その主な市場は中国だ。彼の地の顧客は概してアグレッシブなクルマのデザインを好む傾向にある。
つまり、7シリーズの新しいルックスは、世界で最も巨大な新車市場の嗜好に合わせてデザインがシフトされることになる証拠とも言えるだろう。
刷新されたフロントエンド以外で、テスト車両で隠されていた他の部分は、バンパーの形状が変わり、前後ライトが細くなるなど、控えめな小変更に留まるようだ。
車内は現行型のアーキテクチャをベースに、BMW最新のインフォテインメント・テクノロジーによるアップデートを受けるだろう。
大規模な変更は期待できないが、デジタル・インストゥルメント・ディスプレイの採用によるユーザー・エクスペリエンスの大幅な向上は、7シリーズをアウディなどのライバルが提供するテクノロジーに追いつかせることにも貢献するはずだ。
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