もくじ
ー もっともダイナミックなクルマ
ー 新型CLA 駆動方式/エンジン
ー ボディサイズ拡大 デザインの変化
ー 内装の変化 技術的な進化は
もっともダイナミックなクルマ
メルセデス・ベンツは、ロサンゼルスで開催中のコンシューマー・エレクトロニック・ショー(CES)で発表された新型CLA(2代目)について、こう説明する。
「コンパクトカーのニュー・ウエーブとして、もっともダイナミックなモデルとなることを約束します」
新型CLAが基本とするのは先代のプラットフォーム。これを改良して採用する。技術面は新型Aクラスのそれを使用。ざっくりと言ってしまえば、そういうことになる。以下で詳しくみていこう。
新型CLA 駆動方式/エンジン
駆動方式はFFと4WDの2種。リア・サスペンションは2種類から選ぶことができるという。
CESにて披露されたのは「CLA250」を名乗るモデルで、これは直列4気筒2.0ℓガソリンエンジンが生みだす224psの出力は、7速オートマティック・ギアボックスを介してタイヤへと伝わる。
そのほかのパワートレインはAクラスのそれを踏襲すると思われる。つまり、
・1.3ℓガソリン(133ps/163ps)
・2.0ℓガソリン(190ps)
・1.5ℓディーゼル(116ps)
・2.0ℓディーゼル(150ps/190ps)
という欧州ラインナップが予想される。
リア・アクスルは独立懸架方式のマルチリンクを採用。オプションにて可変ダンパーを選べる。ホイールは16~19インチのあいだで用意される予定である。
ボディサイズ拡大 デザインの変化
ボディサイズは、全長:4688mm、全幅:1830mmと発表される。先代に比べると全長は+48mm、全幅は+53mm。ホイールベースも+30mmの2729mmに達する。
これにより、メルセデス・ベンツは新型メルセデス・ベンツCLAの重心高が先代より下がったと主張する。結果、ドライビング・ダイナミクスが向上したことを約束するとのことである。
また、ティザー・コンテンツとして風洞実験のようすを小出しにしていたことからもわかるとおり、空力面の前進を強調。フロントの表面積が大きくなったものの、Cd値は0.23にとどまる。これは先代の0.22に肉薄する。
新型メルセデス・ベンツCLAのデザイン面は、新型Aクラスならびに、あたらしいメルセデス・ベンツのデザイン言語を踏襲する。伸びやかなボンネットや表面構成がシャープなフロントマスクなどが特徴。
フレームレスドアの採用でクーペ風のルーフデザインがCLAらしさを強調し、車体後方に回ると上下にに薄いテールライトに目がいく。車体の横幅をワイドに見せることを狙っていることがわかる。
内装の変化 技術的な進化は
新型メルセデス・ベンツCLAのディメンション増加分は、より広いインテリアの実現に寄与している。
足元のスペースは先代モデルから大きく変わっていないものの、ヘッドルームは17mm拡大された。ただしトランク容量は10ℓ減の460ℓとなったことには注意しておきたい。
ねらう顧客層は「若年層」。したがって最新のテクノロジーにも抜かりはない。メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス(MBUX)も最新版を採用。「ヘイ、メルセデス」で知られるボイス・コントロールも利用可能だ。
環境によってはジェスチャー・コントロールも使える。システムは、ドライバー/パッセンジャーのどちらが使用しているかを察知し、それに応じたリアクションをする。
ドライバー・アシストは新型Sクラスの技術を共有。アクティブ・ブレーキ/レーン・キーピング/レーン・チェンジを手伝う。選ぶ仕様によっては、後方の歩行者検知も可。
以下はAUTOCARの予想の範疇であるが、限定の「エディション1」から導入されるはずだ。英国/日本仕様の詳細は明らかになっていない。
組み立てはハンガリーのケチケメート工場でおこなわれる。
ワゴンタイプの「シューティングブレーク」は、今年後半の導入が有力。トップ・グレードにあたるメルセデス-AMG CLA45は、2.0ℓ直列4気筒(M260)を421psに、メルセデス-AMG CLA35は306psほどの出力を掲げてデビューするだろう。
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