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ニューモデル 2019.1.2

2018年のオークション総括 「残念だった10台」

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1965年イソ・グリフォA3/C

フェラーリを始めとする本命が高値になってしまい、達人の間では見逃されていたモデルに目が向けられている。こうした中で注目されているのがイソ・グリフォ A3/Cだ。

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あのフェラーリ250GTOを手掛けたジオット・ビッザリーニが製作したコンペティションGTであることに加え希少性も高いのだが、認知度が低いため主役になれずにいる。2月のRMサザビーズ・パリ・オークションでは予想最低落札額の3億3750万円に達せず流札に。

1970年ポルシェ914/6

ポルシェ初のミドシップ・ロードカーとして送り出された914。販売の主力はフォルクスワーゲンとタッグを組んだ4気筒の普及版モデルだったことから、イメージ的にいまひとつの状態が続いている。

それは通好みの6気筒ユニットを積む914/6にもあてはまり、同時期の911が高値で取引される中にあって10月に開かれたRM サザビース・ポルシェ70周年記念オークションでは良好なコンディションながら1067万円にとどまっている。

1979年ポルシェ928

911のイメージから脱却するために開発されたフロントエンジンGTの928だったが、販売の流れを大きく変えることはできなかった。しかしクルマとして素晴らしい内容と完成度を備え、そのパフォーマンスは時代をリードしていた。

オークション界では全く評価されずにいたが、近年メディアやショップの仕掛けもあり注目され始めている。しかしまだ認知されていないため10月のRMサザビース・ポルシェ70周年記念オークションでも640万円という結果に。

1966年サンビーム・タイガー Mk-1A

ACコブラに続いて、英国製スポーツカーのサンビーム・アルパインにアメリカンV8エンジンを積む高性能スポーツカーとして製作されたのがサンビーム・タイガーだった。フォード製の4.3ℓあるいは4.7ℓエンジンが使用され、豪快なパフォーマンスを発揮することから人気を集めた。

オークションでも一時期は人気モデルになり10万ドル前後で取引されていた。しかし、移り気なエンスージァストが飽きてしまったのか最近は5~6万ドルにまで落ちていて、ある意味狙い目の1台でもある。

1989年フェラーリ・モンディアルtカブリオレ

ほとんどのモデルがバブルの恩恵を受けてとてつもない金額をマークしたフェラーリ・ファミリーにあって、値段的に蚊帳の外に置かれっぱなしなのがV8ミドシップ4シーターのモンディアル系だ。

ほとんどの購入者がフェラーリ=速さ、ステイタスというイメージで選ぶため目に入らないのかもしれない。しかし、通の洒落者がさらりと楽しむフェラーリとして好適な1台で、カブリオレは欠かすことのできないタイプだ。ちなみにこのモンディアルtカブリオレは良好なコンディションながら552万円と現実な額で終えている。

1972年マセラティ・ギブリSS 4.9

名門マセラティが1966年に送り出したスーパースポーツがギブリだった。基本的構成はそれまでのモデルから踏襲されたが、ウェッジ基調のモダーンなスタイリングはジョルジェット・ジウジアーロによるもの。

ライバルのフェラーリ356GTB/4デイトナとランボルギーニ・ミウラが超高値で落札される中、大人しいスタイリングで8気筒エンジンを積むことからバブルの波に乗れず、最近は3000万円程度で推移している。伝統を正当に受け継ぐ生粋のマセラティGTだけに、本物を求める趣味人にとっては今が狙い目かもしれない。

1971年インターメカニカ・イタリア・スパイダー

現在はカナダでポルシェ356やキューベルワーゲンのレプリカを手掛けるインターメカニカ社だが、1959年の設立から1975年まではイタリアで活動していた。その時代に送り出されたのがフェラーリ365GT 2+2を思わせるスタイルのイタリア・スパイダーだった。

ノーズに収まるのはISOやデトマゾと同様にアメリカンV8で、フォード製351cu.in/5.7ℓユニットを搭載。しかしブランドのステイタス性と知名度がないため、1500~2000万円という残念な額で落札されている。

1994年ダッジ・ヴァイパーRT/10ロードスター

マッスルカーの復活としてアメリカはもちろん、日本でも高い人気を誇ったのがダッジ・ヴァイパーだった。アメリカ車らしい大排気量ならではの豪快な乗り味は、他のモデルで味わえない独自の魅力といえる。

オークションではブランド・イメージの弱さから安価で取引されているので、往年の夢を叶えたい方にはお勧めだ。最近注目されるようになってきたので今が狙い目かも。ボナムス・スコッツデイルに姿を見せたヴァイパーRT/10ロードスターは456万円で終了。

1952年MGミジェットTDロードスター

イギリスのライトウェイト・スポーツは普及版といえる価格で大量生産されたため、時が流れても極端に値が上がらない。またポピュラーなモデルゆえに究極の存在になれず価格的に低空飛行を続けている。

旧くはMGミジェットTDからMGミジェット(スプリジェット)までが狙い目。写真のMGミジェットTDはボナムス・スコッツデイルにおいて222万円で落札されたもので、うまく探すとレストア済みが値頃で手に入ることもある。

1954年ジャガーDタイプ・ワークスカー

1950年代半ばのスポーツ・プロトタイプを代表する存在がジャガーDタイプである。ル・マン24時間レースでは1954年に2位、1955年には優勝を果たし、イギリスに栄光を持ち帰ったモデルで、ヒストリー的に申し分ない存在である。

オークションでは人気と値段がなかなか折り合わず、1月のRMサザビース・アリゾナ・セールでは13億3200万円と思われる最低落札額に届かず流れてしまい、3月のグッディング・ジ・スコッツデイルには別のDタイプが出品されたがこちらも惨敗だった。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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