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ニューモデル 2018.12.24

究極のロールス 「シルバースピリットI エンペラーステイト・ランドレー」とは

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オーダーメイドだからこそ実現 夢の1台

多くの人にとって、ロールス・ロイスは高級車の頂点に立つ存在だ。ファントムからレイスまで、本物のグランドツアラーの作り方をこのイギリスのメーカーから感じ取れる。

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だが、すべてのロールス・ロイス車が同じように作られているわけではない。今回紹介するのは80年代にオーストラリアのチャリティ用にワンオフで製作された「シャリオ・オブ・ドリームズ」。

専用のキャビンからコンバーチブルルーフまで、纏うことのできるあらゆる豪華さを着込んだ1台はコーチビルディングの頂点を感じさせる。

そして何より嬉しいのが、このクルマが来年1月にスコッツデールで開催されるRMサザビーズのオークションに登場するということ。

シルバースタンダード

1989年型シルバースピリットMk1をベースとしている。シルバースピリットは80年代における最高のロールス・ロイスであると同時に、その当時のクルージング・カーの頂点に立つクルマであった。

パワフルな心臓

シルバースピリットはその前のモデルであるシルバーシャドーと同じ6.75ℓV8エンジンを搭載。トランスミッションもシャドーと同じくGM製の3速ATを採用した。

唯一無二の存在

このオーダーメイドモデルをよく見ると、通常のシルバースピリットとはかなりかけ離れた存在となっているのが分かる。

選ばれし者のために

フェンダーにあるフラッグポールを見てわかる通り、このクルマは富裕層、著名人、王家のために仕立てられている。

経験あるビルダー

英国王室専用車両なども手掛ける著名コーチビルダー、フーパー・アンド・カンパニーがこの特別な1台を仕立てた。

豪華な1台

1980年代のフーパー・アンド・カンパニーはカナダ人のジョン・ディックによって率いられ、通常のロールス・ロイス車を改装するスタイルを取った。

オーダーメイドのみ

エンペラーステイト・ランドレーと呼ばれるこのクルマのスタイルはフーパーが手掛けた中でも最高傑作だろう。だが、一体誰のために? 王室? 超著名人? それとも大金持ちの実業家?

驚くべき行き先

いいえ、違います。この素晴らしいワンオフ作品はオーストラリアのチャリティー用に製作されました。チャリティーの一環として、このロールス・ロイスに乗ってヨーロッパを一周する旅行なども企画されました。

楽しい旅

エンペラー・ステート・ランドーレットが備える豪華さがあるおかげでこのクルマで行く旅はさぞかし冒険心に満ち溢れたものだっただろう。

隅々まで行き渡るカスタム

通常のシルバースピリットより約1m延長された車体はブラックとワインレッドの色が施され、リアの扉や窓もルーフラインに合わせるために専用設計されたものを使っている。

風になびく髪

沿道の歩行者や風景との交流を楽しむために、このクルマはオープンにすることも可能。ルーフの中心には脱着可能なパネルがあり、後部にはランドレーらしく折りたたみ式の幌を備えた。

生まれ育った家のような安心感

内装は広々としており、デザインにはベロアやシダーレッドに染まったクルミの木材が使用されている。

4人のための空間

車体は大きいが、「カンバセーション・ピット」は4人のための快適な空間だ。

多種多様な娯楽

この豪華なクルマに乗るだけでは満たされない人のために、アームレストにはフィリップス製テレビやラジオ、CDプレーヤーなども装備されている。

仕事もお任せ

娯楽のみならず、仕事にも使える装備もたくさん。1989年当時では最先端の東芝製コンピューターやプリンターなどの情報通信機器も備えられている。

飲み物はいかが?

クリスタルで作られたシャンパングラスとタンブラーは足元に収納され、トランクには冷蔵庫も設置されている。

化粧もお任せ

どこかへ出掛ける際に役立つ化粧セットも装備。

幾多のショーで注目の的に

1991年にこの1台が完成され、オーストラリアに送られる前にヨーロッパ各地のモーターショーにて展示された。

役不足な高級車

「夢の荷馬車」と名付けられるも、チャリティーの計画通りには行かなかった。製作費用のうち約100万ドルが未払いとなり、このクルマはチャリティーの的となることはなかった。

生まれた場所への出戻り

結局このクルマはフーパーの手に戻った。フーパーは2010年までコレクションとして所蔵し、その後スイスの新しいオーナーへ9万ドルで売られている。

コレクションをハシゴする運命

その後、数々のレアなクルマたちを所蔵するサンディエゴのカルメット・コレクションの手に渡った。

次のオーナーへ

そして再びこのクルマはオークションの注目の的となる。すべてオリジナルの状態で程度も良く、総走行距離はたったの1万2800kmを表示している。

最低落札価格なしの出品

2019年1月17~18日にアリゾナで開催されるRMサザビーズのオークションに最低落札価格なしで登場する。価格は落札者次第。少なくとも平均的なファミリーセダンよりは高くつくだろう。

買うなら今がチャンス

どれだけ高くなるかはわからないが、もしも読者の方の中で買いたいという方が現れたなら、すべきことはもうお分かりだろう。アリゾナで開催されるRMサザビーズのビッダー登録が最初のタスクだ。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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