MGのレーシングDNA受け継ぐ
今回のプロジェクトはMGカー・クラブのために製作されるもの。MGカー・クラブはオーナーズ・ミーティングのみならず、レースイベントなども開催しているクラブだ。
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製作を担当するのはMGの親会社、SAIC(上汽集団)が英国内に持つテクニカル・センター。インターンとして来ている学生が予算5000ポンド「だけ」を与えられ、素のMG 3をレース仕様へと改造する。
MGカー・クラブが開くレースイベントは、クラシックMGなどがメインであったがその維持費や参加費などの面でハードルが高いものとなっていた。
今回設立される新たなレギュレーションではどのMG 3でも参加可能とし、より低コストで楽しめるモータースポーツを実現することとなった。本レギュレーションが適用されるのは来年のMGカップからで、25歳以下の参加者は参加費が半額の300ポンド(4万2810円)となる。
施されるカスタムの全貌は明らかとなっていないが、GAZ製調整可能ダンパーやスコーピオン製エグゾーストシステムなどが盛り込まれる見通しだ。
MGカー・クラブのアダム・スローマンは「モータースポーツはMGとMGカー・クラブの遺産として非常に重要なもので、そこにより多くの若者や新しい車種が参入することに対して非常に期待しています」と語った。
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