米ゼネラルモーターズは12月4日、シボレーブランドのフルサイズ ピックアップトラック「シルバラード」に、ヘビーデューティー版となる「シルバラードHD」を設定し、2020年モデルとして来年中頃に発売することを発表した。
現行シルバラードは、過去1年半の間に「シルバラード1500」、「シルバラード・ミディアムデューティー」とラインアップを充実させており、それらに続く、新たなバリエーションがシルバラードHDとなる。高い牽引能力や荷室の使い勝手を強化しており、より本格的なピックアップを求めるユーザーを囲い込みたい狙いだ。
メーカーによれば、ヘビーデューティートラックのオーナーが重視するポイントは他のカテゴリーとはまったく異なるとのことで、シルバラードHDではこうした点を踏まえて、重量級の牽引にも十分に対応できるパワーや、大型トレーラーを取り付けた場合でも荷室へ容易にアクセスできるステップを装備するなど、実用性を高めた仕様となっている。
また、パワー感を前面に押し出した迫力あるエクステリアもシルバラードHDの魅力。ライトデューティー版のシルバラード1500と共用するのはルーフのみで、ほかはすべて専用パーツで構成される。コマーシャルユースも想定されるカテゴリーだけに、顧客ニーズに応じて5つのグレードが用意され、モデルによりエクステリアも差別化が図られている。
インテリアの快適性が向上したことも見逃せない。2列目シートを備えるクルーキャブモデルの場合、ベースの新型シルバラード1500と同様にレッグルームが75mm拡大されたほか、シートポジションも最適化されている。
パワーユニットはガソリンとディーゼルが選択可能だが、特に1,234Nmもの最大トルクを発揮する後者は最新式の10ATが組み合わせられ、ファン垂涎の的になるだろう。
来年は伝統あるデイトナ500のペースカーにシルバラードがピックアップトラックとして初めて選ばれるなど、北米でのピックアップ人気は根強い。そうしたなかこのシルバラードHDは、 タフな外観と高い実用性でファンの注目を集めそうだ。
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