もくじ
ー VW EV新記録を狙う
ー 5分30秒切りは確実か
ー ニュルに向けて、大幅モディファイ
新型フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ8)予告画像 2019年半ばに登場か
VW EV新記録を狙う
フォルクスワーゲン・モータースポーツは、ニュルブルクリンクのEV最速レコードを狙っている。使用するマシンは今年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで優勝を飾ったI.D. R プロトタイプだ。
680psのモンスターマシンはデータシミュレーションから見ても、実際に記録更新してしまう可能性が高い。
計画はまだ明らかになっていないが、AUTOCARはフォルクスワーゲン・モータースポーツが来年5月から、ニュルブルクリンクを貸し切ってテストを行うためにコースを予約したことを掴んでいる。公式発表によれば、EVであるI.D.の生産が2019年第3四半期から行われる。その前に、EVで新記録を達成するのが目的だ。
しかし情報筋によると、初期のシミュレーションテストで得られたデータは想像を超えるものとなったようだ。なんと、ポルシェ919ハイブリッド・エボの記録を塗り替える可能性があるという。
5分30秒切りは確実か
シミュレーションによれば、今年初めにポルシェが919ハイブリッド・エボで記録したラップレコードすら射程圏内に入っているというのだ。
ニュルのEV最速レコードは中国のニオがEP9(1641ps)で樹立した6分45秒90だ。
EV以外も含めると最速レコードは、ティモ・ベルンハルトがガソリンハイブリッド、919ハイブリッド・エボ(1160ps)で樹立した5分19秒55。平均時速は233.8km/hに達する。
「われわれはまだ準備を始めたばかりですが、シュミレーター内ではすでに5分30秒を切っています」と情報筋は言う。「確実に、まだ伸びます」
I.D. R パイクスピーク・プロトタイプは今年初めに、パイクスピークで新記録の7分57秒15を樹立した。このイベントのためだけに設計され、高地でも十分なダウンフォースを得るための大きなウイングや四輪駆動を備えている。そして現在は、フォルクスワーゲン・モータースポーツによって、ニュルのために手が加えられている。
再設計には新しいエアロダイナミクス・ボディも含まれ、最高速はパイクスピーク仕様の240km/hから大きく引き上げられている。さらに、電動パワートレインにも手が加えられるようだ。
ニュルに向けて、大幅モディファイ
ドライバーはパイクスピークと同じくロメイン・デュマが務める。
そもそも彼は、パイクスピークについての豊富な知識を評価されて選出されたのだが、実はニュル24時間耐久レースで4度の優勝経験も持っている。さらに、ポルシェでル・マン24時間耐久レースに出場し、2度の優勝に貢献してもいる。しかも、そのうち2回のマシンは919ハイブリッドなのだ。
記録会のタイミングは天候次第だが、5月にはニュルで多くのレースやイベントがあることを考えると、その日程は限られてくる。
フォルクスワーゲン・モータースポーツはI.D. R プロトタイプを、来年のグッドウッドフェスティバル・オブ・スピードに出走させる計画も持っている。情報筋は、「スケジュールはタイトですが、グッドウッドへの出走準備を進める前に、少なくとも1回はテストする機会があるでしょう」と話している。
当初の計画では、フォルクスワーゲンのレコード測定はニュルブルクリンク24時間耐久レースが行われる5月22日、23日の週末に行われる予定だった。
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