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ニューモデル 2018.11.24

THS-IIの技術をベースに生まれたスバル初のPHVモデル「クロストレック ハイブリッド」

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スバルUSAは2018年11月20日、初のプラグインハイブリッド「CROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)」を発表した。クロストレックの日本名はXVだ。


実はこのクロストレック ハイブリッドは、日本ではプロトタイプと称して9月30日~10月3日に神戸コンベンションセンターで開催された「第31回 国際電気自動車シンポジウム・展示会」(EVS 31)に出展されていた。しかしその後日本でお披露目されることはなく、アメリカで2019年モデルとして発表されたのだ。
※関連情報:スバル初のプラグインハイブリッド車「クロストレック ハイブリッド」を米国で発表

    トヨタ、中国・広州ショー「カローラセダン」発表 詳しく説明

このクロストレック ハイブリッドの正式のお披露目は11月30日から開幕する2018 ロスアンゼルス・オートショー」となる。この新型モデルは、カリフォルニア州大気資源局(ARB)との約束に従って送り出されるスバル初のZEV規制対応モデル第1号となる。

新プラグインハイブリッドはトヨタTHS-IIの改良型

クロストレック ハイブリッドに搭載されるPHVシステムは「スタードライブ・テクノロジー」と名付けられている。その意味は、スバル独自の水平対向エンジン、リニアトロニックCVT、モーター、シンメトリカルAWDを組み合わせたハイブリッドシステム名だとしている。

しかしプラグインハイブリッドの基本システムはトヨタのプリウスPHVのユニットだ。もちろん、プリウスPHVは横置きエンジン/横置きTHS-II改型のFF用のシステムなのだが、クロストレック用は横置きの2モーター/電気式CVTトランスファーを縦置き用ユニットに設計変更したものだ。

プリウスPHV用のTHS-IIは、モーターの複軸配置のリダクションギヤによる平行軸歯車化ユニットをデュアルドライブ化したユニットで、通常の駆動用のMGU2(モーター/ジェネレータユニットNo2)モーターに加え、急加速などの大負荷時には発電用のMGU1ジェネレーターを駆動モーターとして使用し2モーター駆動になるシステムだ。

このユニットを縦置き配置にし、しかも従来のスバルの縦置きトランスミッションに近い形状にまとめているのがクロストレック ハイブリッドのハイライトだ。レイアウト的にはMGU1をフロントデフの真上にやや左側にオフセットして配置し、MGU2をトランスミッションケース後方に、最後端に前後プロペラシャフトの出力部と一体化されたトランスファーを配置している。

そしてMGU1とMGU2の間にリダクション平行軸ギヤを配置している。このギヤ部分は横置き用のプリウスPHV用よりスペースに余裕がある。当然ながら、モーターの配置、ギアユニット、そしてトランスミッションケースはスバル専用になっている。このPHVの心臓部となるハイブリッド・トランスファーの部品の製造はトヨタが行ない、組み立てはスバルが担当する。

NEXT:リチウムイオン・バッテリー、PCUもトヨタ製


リチウムイオン・バッテリー、PCUもトヨタ製

PHVのもう一つの心臓部が、リチウムイオン・バッテリーとパワコントロールユニット(PCU)だ。クロストレック ハイブリッドはこれもトヨタ製のユニットを採用している。そのためバッテリー電力容量8.8kWhはプリウスPHVと同容量でバッテリーヒーター付きであることも共通だ。またPCUも同じものを使用している。

なお、リチウムイオン・バッテリーはリヤのラゲッジスペースのフロア上に配置されているので、ラゲッジスペースは通常のガソリンエンジン車より上下方向に狭くなっている。またPCUはリヤ席の足元下面に置かれている。

このように、クロストレック ハイブリッドのモーター/エンジン制御もプリウスPHVと共通だが、加速特性のチューニングはスバル独自になっているのかどうか、現時点では判明していない。モーター総出力は120ps、最大トルクは202Nm。

搭載エンジンはFB20型だ。当然ながらこのFB20型はハイブリッド専用の仕様で、高圧縮比、大量EGRを採用。このクロストレック ハイブリッド用は139ps/182Nmと発表されている。このエンジンはプリウスPHVの2.0Lエンジンの98ps/142Nmより出力が大きいのが特長だ。

常時AWDのハイブリッド

クロストレック ハイブリッドの性能は、バッテリーの電力のみで走行するEV走行距離は
27km、燃費性能はアメリカ方式のMPGe(Miles per gallon of gasoline equivalent:ガソリン等価換算燃費)で38km/Lと発表されている。


このクロストレック ハイブリッドが、プリウスPHVと大きく違うのは機械式の常時AWDであり、モーター駆動ならではのレスポンスのよさを活かし悪路走破性をベースモデルより高めている。

クロストレック ハイブリッドのエクステリアは、ハイブリッド専用のサテンシルバー加飾を加えたグリルや前後バンパーを採用し、インテリアは全体をブルー基調でコーディネートしている。またメーター表示、マルチインフォメーションモニターは専用の表示となっている。


さて、このクロストレック ハイブリッドは日本では販売されるのか? XVは日本では「e-BOXER」を搭載したXV アドバンスが発売されているため、このプラグインハイブリッドモデルの販売の可能性は低く、当面はアメリカ専用モデルとされる可能性が大きいと考えられている。

【概要】

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スバル 公式サイト

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(Auto Prove Auto Prove 編集部)

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みんなのコメント

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  • cgn*****|2018/11/25 08:35

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    性能では、本田のiMMDが一番だが、
    THSはクラッチや変速機がなく、モーターも割と小型で、しかも、ずっと使い続けて量産効果を重視している。
    利益率はトヨタが優れるだろうな。
  • ej2*****|2018/11/25 10:32

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    スバルって書いただけで、アンチスバルが湧くんだから記事にしない方がいいのでは?
  • w_h*****|2018/11/25 10:51

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    所得が低い方達はどうしてもネガティブなイメージと事実を持った三流企業を選ばなくてはならないのですか?

    急成長したスバルはアフターサービス、顧客管理が最悪です。

    価格.comの投稿では死亡事故に繋がりかねない不具合をまともに対応しないスバルディーラー、支社が原因で炎上していますね。

    三流メーカーが無理した結果がこれです。

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