三菱自動車は9日、タイ・バンコクで「トライトン/L200」の大幅改良モデルを世界初披露した。今回披露されたのは、2015年にアジアおよびヨーロッパなどで販売が開始されたピックアップトラック、5代目トライトン/L200のビッグマイナーチェンジモデル。
三菱が掲げるデザインコンセプト「ダイナミックシールド」により、デザインはフルモデルチェンジ級の大改良を受けた。なお、同モデルは市場により「トライトン」または「L200」と呼ばれる。
今回の改良ではエクステリアの改良に加え、機関面にも手が入れられた。4WDシステムにエンジン、トランスミッション、ブレーキを統合制御し、悪路走破性を高める「オフロードモード」を追加したほか、車線変更時の安全性を高める後側方車両検知警報システムの採用、およびブレーキ性能の強化などの改良を実施している。
デビューから約3年でこうした大掛かりな改良を実施した理由は、トライトン/L200は三菱自動車にとって非常に重要なモデルであることが大きい。トライトン/L200は2017年度のグローバル販売で「アウトランダー」に次ぐ16万台の販売実績を残した。今回の改良モデルはアセアン、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米など約150カ国に順次展開され、今年度は18万台の販売を見込む。
一方、日本ではピックアップモデルは市場規模が小さく、現在正規導入されているのは「トヨタ ハイラックス」のみ。三菱自動車もかつて日本市場においてトライトン(先代モデル)の輸入・販売を行っていたが、2011年に販売を休止している。
三菱自動車の益子修CEOは「三菱自動車にとってトライトン/L200は、極めて重要な世界戦略車のひとつで、持続的成長には今回投入するクルマの成功が不可欠です。新型トライトンは世界中のお客様の多様な要望にお応えできると確信しています」と述べている。
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