ベスト100から金賞へ選出
スズキの軽四輪駆動車の新型「ジムニー」、小型四輪駆動車の新型「ジムニーシエラ」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2018年度グッドデザイン賞」において、「グッドデザイン金賞」(経済産業大臣賞)を受賞した。
ホンダ・ラギッド・オープンエア・コンセプト 座席はタイプR SEMAショー
「グッドデザイン金賞」は特別賞のひとつであり、先日紹介した「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれた中から、特に優れたデザインと認められたものに贈られる賞。なお、スズキにとって「グッドデザイン金賞」の受賞は今回が初めてとなる。
審査委員は、「多くの製品がひしめく世界の自動車市場において競合製品のない独自の地位を得ている。また、そのモデルチェンジの過程において、道具として求められる機能を追求することで進化してきており、理想的なリ・デザインの取り組みを実践していることが高く評価できる。特に今回のモデルチェンジでは、従来の良さを残しつつ、洗練されたデザインとなっている」とジムニーの評価を解説している。
2018年7月に20年ぶりのフルモデルチェンジをした新型「ジムニー」、新型「ジムニーシエラ」は、専門家が愛用する「プロの道具」をデザインコンセプトに、機能に徹した飾らない潔さを追求。車両の姿勢や状況を把握しやすいスクエアボディーにより、悪路走破性に寄与するとともに、積載性や操作性、車両内外の彩色に至るまで機能に徹した実用性の高いクルマを実現した。
今回の受賞についてスズキは、「今後も優れたデザインを追求し、カスタマーに喜ばれる真の価値ある製品づくりに取り組んでいく」としている。
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