4気筒か6気筒のディーゼル搭載車
BMWは、車両火災の恐れがあるとして、英国で26万8000台のリコールを予定している。これは排ガス再循環装置(EGR)クーラーから、液体グリコールが漏れる場合があるというもの。内部調査でこれを発見したBMWは「EGRモジュールが常態的に帯びている高温により、煤(すす)が、くすぶられる場合があります」と説明する。
このくすぶった煤が「極めて稀に」インテークマニフォールドを溶かしてしまい、結果として「滅多にないほど稀に」発火するリスクがあるのだとか。8月に発表された当初の是正策では、およそ48万台が対象とされた。しかし、その数は160万台規模にまで拡大。このうち、英国での数字が26万8000台ということになる。
リコール対象となるモデルは複数あり、3シリーズ/4シリーズ、5シリーズ/6シリーズ、X3/X4、X5/X6などの、4気筒か6気筒のディーゼル搭載車の一部。4気筒は2014年12月から2016年8月、6気筒は2012年7月から2015年6月の、それぞれ生産分だ。1シリーズ、2シリーズ、7シリーズ、そしてX1は、2010年の生産分まで遡って調査中である。
BMW 「わずかなリスクさえもなくしたい」
リコールの例に漏れず、登録されたオーナーへはディーラーでの対策を受けるよう郵便が送付される。今回のそれは、英国で29万4000台の3シリーズを対象とした発火リスクに関するリコールとは別物だ。
BMWは声明の中でこう述べている。
「同様の機構を持つエンジンを調査する間、BMWグループは当初のリコールには含まれなかった個別のケースも分析しましたが、それらはお客様に大きなリスクを与えるものではありませんでした。そうではあっても、BMWグループの決定は、仕向け地ごとのリコールを拡大することで、わずかなリスクさえもなくしていこうというものです」
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