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ニューモデル 2018.10.20

90年代生まれ、いま手に入れるべきあのクルマ 定番から意外な選択まで その1

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90年代生まれの真実 手遅れになる前に

一見したところ、1990年代に生み出された将来のクラシックモデルたちは少々期待外れに終わりそうに見えるかも知れない。手ごろなホットハッチやモンスター級のホモロゲーションモデル、驚愕のスーパーカーなどが数多く登場した1980年代は、もはや真似ることのできない素晴らしい時代であり、高騰する保険料も相まって、90年代生まれのクルマがあるべき基準に達していないと考えるのも無理からぬことだろう。

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だが、こうした90年代生まれのクルマをクラシックモデルの候補から外すのは早計だ。1990年代はインジェクションやABS、パワーステアリングが普及し、信頼性や安全性、利便性が向上した時代でもあるのだ。さらに、この時代はまだ電子制御や燃費規制によって、活気あるアクセルレスポンスや、素晴らしいステアリングフィールといったものが奪い取られる前でもあった。つまり、90年代に登場したクルマは信頼性が高く、まだ入手も比較的容易な現代のモデルでありながら、一方では十分に古く、そしていまでは注目に値する希少さも身に着け始めていると言える。

喜ばしいことに、いまのところ多くがこの事実に気づいていないために、90年代に誕生した素晴らしいクルマの多くが、非常に手に入れやすい状態のままだ。手遅れになる前に、ブリティッシュポップとトニー・ブレア全盛の時代に登場した、いま購入すべきモデルを巡る旅にご招待しよう。

BMW 5シリーズ(E39)

1995年-2003年 価格:2000ポンド(30万円)


「BMW史上最高のモデル」と多くのBMW関係者が評価している。E39世代の5シリーズは単にバランスの取れた美しいルックスをしているだけでなく、運転しても素晴らしく、並外れて快適なモデルでもあった。さらに、そのエンジンも、滑らかな6気筒から強烈なV8、さらには力強く燃費にも優れたディーゼルまで、ドライバーの好みに応じた選択肢が用意されていた。

その結果、エグゼクティブサルーン市場におけるライバルたちを、完膚なきまでに叩きのめすことになったというのも当然だろう。だが、さらに驚くべきことに、主要なライバルたちがモデルチェンジを迎えたあと実施されたグループテストにおいても、モデル末期だったにもかかわらずこのクルマは勝利を収めている。

もちろん、シリーズの頂点に君臨するのはM5であり、初めてV8エンジンを積んだMモデルとして、力強いルックスと、タイヤを引き裂くかのような強烈なパフォーマンス、さらにはビジネスクラスの快適性とスポーツカーの正確性を見事にまとめ上げていた。

コンディションの良いM5の場合、購入には最大1万5000ポンド(222万円)が必要となるが、スタンダードなE39であれば2000ポンド(30万円)ほどで手に入れることができる。

ランボルギーニ・ディアブロ

1990年-2001年 価格:18万0000(2668万円)


溢れるパワー、野性的なハンドリングと派手なルックスが、ディアブロを時代を象徴するモデルにしている。このV12エンジンを積んだモンスターのモデルライフには、数えきれないほどのバリエーションが登場しているが、1999年のフェースリフトでリトラクタブル式ヘッドライトが廃止されている。残念ながら、近い将来ディアブロの価格はカウンタックレベルまで高騰するだろう。

アルファ・ロメオ166

1998年-2005年 価格:3000ポンド(44万円)


いまや164は5桁のプライスタグを掲げる個体も出始めており、安く手に入れることのできる大型のアルファを探しているなら、注目すべきは166だ。ツインスパークエンジンを積んだモデルであれば、さらに安価に購入することも可能だが、6気筒のほうがはるかに楽しめる。グレードはルッソを選べば、さまざまな装備と豪華なトリムがついてくる。

スバル・フォレスター

1997年-2002年 価格:2000ポンド(30万円)


初代フォレスターは頑丈で信頼できる働き者であり、自然吸気2.0ℓエンジンを積んだモデルは頼もしく、ターボモデルはゴム長靴のような見かけをしながらも、同時代のインプレッサ同様の速さを誇る。ハンドリングも驚くほど素晴らしく、何処にでも連れ出すことができるモデルだ。個体数は減少の一途であり、手に入れるならいまだ。

フォード・エスコート RS2000

1991年-1996年 価格:4000ポンド(59万円)


5代目エスコートのスタンダードモデルとは別物だ。快活な2.0ℓ16バルブエンジンを積み、高いグリップと反応に優れたシャシーを併せ持つこのホットバージョンは、決して出来損ないなどではない。その価格がコスワースほどの高騰を見せることは決してないかも知れないが、速いフォードというのは素晴らしい投資であり、RS2000は一風変わったモデルとして、通好みの選択といえるだろう。

ルノー・クリオ(初代)

1991年-1998年 価格:800ポンド(12万円)


初代クリオが有名な5の後継として登場したとき、ルノーは苦境にあったが、幸いにもこの素晴らしいモデルがその苦境を乗り越えさせた。小粋なルックスが洒落た雰囲気を醸し出し、機敏なハンドリングと、魔法のような乗り心地によって、街中を走り廻るのが楽しいモデルだった。現在、スタンダードの初代クリオを乗り回すためのコストは驚くほどの安さだ。

アウディA3(初代)

1996年-2003年 価格:900ポンド(13万円)


A3は上級志向の高級なハッチバックに注目を集めようとして登場したモデルだ。ひとびとが羨むバッジをフロントに付けていながら、当時の新車価格はそれほど高額という訳ではなかった。現在、スタンダードなA3は非常に安価に手に入れることができるが、ホットハッチモデルのS3であれば、それなりのコストを支払う必要があるだろう。

アルファ・ロメオGTV/スパイダー

1995年-2004年 価格:2500ポンド(37万円)


FFモデルであることを考えれば、その素晴らしいリアサスペンションがGTVの驚くほどスポーティで愉快なハンドリングに貢献していた。2.0ℓツインスパークも偉大なエンジンだが、刺激的なサウンドを発する3.0ℓV6は本当に素晴らしい出来だ。フェースリフト後のモデルには、新たな6速ギアボックスが採用されていた。

TVR キミーラ

1992年-2003年 価格:1万2000ポンド(178万円)


1991年登場のグリフィスを、TVRを復活させたモデルとするなら、1992年デビューのキミーラはTVRの一般的な認知度を高めたモデルと言えるだろう。グリフィスよりも長く、低く、かつ実用的でもあったキミーラには、よりGT的な性格が与えられていた。

使い勝手の良さと愛らしいルックス、ローバーにまで遡ることの出来る躍動感のあるV8、さらには手ごろな価格によって英国市場で愛されるモデルとなり、その野性的なハンドリングは、ポルシェ・ボクスターのようなより洗練されたスポーツカーに対する完ぺきなライバルとの評価を得ることとなった。

トータルで5000台以上が生産され、そのうち少なくとも2200台が現存している。さらにそのモデルライフ中には何度か変更が行われており、それまでのV8がTVR自社製直列「スピードシックス」エンジンへと完全に切り替わる前には、大幅なエクステリアデザインの変更とともに、より出力と排気量を増した4.0HC、4.5と5.0が登場している。

すべてのキミーラがスペシャルなモデルであり、どれを選ぶかはお好み次第だが、お勧めはオリジナルの4.0だろう。スタンダードの状態を保った個体は今後の値上がりが予想されるが、いまなら最も安く手に入れることができる。

ボルボ C70

1997年-2005年 価格:1400ポンド(21万円)


90年代のボルボが角ばったセダンとエステートモデルだけのメーカーだった訳ではないことを証明している。2ドアモデルのC70は、スウェーデンがスタイリッシュなモデルを創り出すことができる証しであり、安全で快適、広々としたこのクルマには、コンバーチブルとしての魅力も備わっていた。

BMW 3シリーズ(E46)

1997年-2006年 価格:2000ポンド(30万円)


3シリーズの歴史はE46世代のはるか以前にまで遡ることができるが、このクルマによってBMWはコンパクトエグゼクティブサルーン市場における真のクラスリーダーとしての地位を確立した。さらに、こんにちまで続くデザインとフィールの基準を確立したモデルでもある。M3を筆頭に運転しても素晴らしかった。

番外編:90年代生まれのクラシック候補 どう選ぶ?

まさに、多くがその答えを探している。どの90年代モデルが真のクラシックモデルになり得るのか? まず、クラシックカーになるにはある種の影響力が必要だろう。90年代生まれの多くが比較的平凡なモデルだったということが、回答をより難しくしている。

一方で、例えばプジョー406クーペや、見事なルックスのアルファ・ロメオGTVといったような例外ももちろん存在する。さらに、希少性もポイントであり、廃車スキームによって、90年代生まれの多くが早すぎる終わりを迎えることを考えると、かつては街中に溢れていたようなクルマも、驚くほど希少なモデルになる可能性がある。

さらに、未来のクラシックモデルには熱心なファンも必要であり、こうした候補に対して、どういった議論が交わされているかをチェックするにはPistonHeadsやオーナーズクラブのオンラインフォーラムも覗いておいた方がいい。フォードの車両には常に熱狂的なファンがおり、ピューマのようなモデルであれば神格化される可能性は高いと言える。

将来的なクラシックモデルを見分けるひとつのコツは、自分自身が若いころに憧れを抱いたモデルかどうかという点も重要だ。強く惹きつける何かを持ったモデルこそが、数年後、多くが追い求めるクラシックモデルになる可能性が高い。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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みんなのコメント

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  • hwt*****|2018/10/20 08:52

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    この記事を日本で流す意味があるのか?
  • fw1*****|2018/10/20 08:36

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    E39が褒められると嬉しい!清楚な佇まいにイカ眼がチャームポイントでした。525でしたが6気筒の軽く吹き上がるあの感触は正に「駆け抜ける喜び」。当時6歳の息子から「この車は山道でもどんな道でも車酔いしないんだよ」って褒められました、いい思い出です。
  • a27*****|2018/10/20 08:31

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    E46とかくらいじゃないですかね手を出すべきなのは

    フォレスターとかもよほど好きじゃなきゃWRX買った方がいいレベル。買ったとしてもSTI以外に手を出す必要が見当たらない

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