もくじ
ー 350台増産へ
ー すでに500台が割り当て済み
ー 膨大な需要
350台増産へ
フォードはGTに対する「並外れた」需要を受け、その生産枠を350台増やすと発表した。
昨年発売されたGTは、当初1000台限定との計画であった。これを1350台に増やすことにより、倍率6倍ともいわれる需要に対応するとのことだ。
GTの申し込みは11月から1カ月に渡って再び開かれ、初回で落選したひとの再申し込みも可能だ。それと同時に、フォードはガルフカラーのヘリテージ・エディションを発表した。これは初代GTのル・マン24時間での勝利から50周年を記念するものだ。
「フォードGTに対する反響は前代未聞の大きさです。この需要は生産量の6倍を超えています」とフォード・パフォーマンスのディレクターを務めるハーマン・サレンボーチはいう。「フォードGTの生産を限定的に拡大することにより、このモデルの希少性を保ちながらより多くのひとに体感してもらうことができるでしょう」
すでに500台が割り当て済み
GTはデトロイトでプロトタイプが公表されてから2年後の昨年12月に生産が開始されている。その生産はカナダのレース系メーカー、マルチマティックのオンタリオ工場が担当している。ここではル・マンで戦うGTEマシンも製造される。
オンタリオ工場では年間250台程度が生産可能だが、すでに500台が顧客に割り当てられている。残りの500台については2018年に申し込みを受け付けた。
フォードのCTO、ラージ・ナーイルは組み立てが終わった1号車をドライブした。「2016年にフォードGTの生産を開始した時点では、ふたつの目標を掲げていました。ひとつはル・マンで活躍すること、もうひとつは年末までに納車を開始することです。その両方を成し遂げることができました」と彼は語った。
「このクルマのデザインおよび開発に携わるすべてのひとにとって、これは記念すべき瞬間です。新型フォードGTはわれわれの革新と、お客様により良いものを提供するという約束の表れです。特に軽量部品、空力、エコブースト技術などに力を注いでいます」
膨大な需要
初期受注においては世界で6506の申し込みがあったという。
その中でフォードはアンケートに対する回答からオーナーとなるひとを選別している。ガレージにしまいこんでしまうコレクターよりもGTを日常的に使用するつもりのひとが優先的に選ばれているようだ。
V8エンジンを搭載した先代とは異なり、今回は3.5ℓV6ツインターボのエコブーストエンジンが採用されている。フォードによれば最高出力は656psに達する。その価格は42万ポンド(6145万円)であった。
先代は2005年から2006年の間に4000台が製造されたが、そのうちわずか28台のみが英国向けであった。
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