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ニューモデル 2018.10.16

キャデラックCTS試乗記 ドイツ車にも勝るダイナミック性能とアメリカンラグジュアリーの融合

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ひと目でキャデラックと分かる個性的なデザインのCTS。アメリカではミッドサイズに分類される大きさで、メルセデス・ベンツEクラスやアウディA6、ジャガーXFなどとポジションを同じにしている。だが、そのブランドの持つ魅力はライバル不在だ。欧州のプレミアムセダンとは異なるアメリカンラグジュアリーであり、ドイツ車にも勝る走りも備えているのがCTSだ。


正統派セダンのディテールを持ちながら、低く、長いプロポーションは目を惹く。そして強く個性的な直線で描かれるボディデザインは力強く、存在感を際立たせている。全長4970mm、全幅1840mm、全高1465mm、ホイールベース2910mmと長いホイールベースはアメリカンラグジュアリーの象徴でもある室内の広さを強調できる。

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試乗できたモデルはCTSプレミアムで左ハンドル。左ハンドルというのも今となっては新鮮で、また、ポリッシュ加工のアルミホイールを装着していることでも「アメ車」感をいい意味で感じる。搭載するパワーユニットは4気筒の2.0Lターボに8速ATを搭載したAWD。出力は276ps/400Nm。マグネティックライドコントロールのサスペンションを装備し、プレミアムモデルに相応しい、グローバルスタンダードなダイナミック性能を持っている。


またその一方で、静粛性も高くラグジュアリーブランドに相応しく、BOSE社製の音響システムはCTS専用にチューニングされたオーディオが搭載されている。大音量で13個のスピーカーから流れるサラウンドシステムは、臨場感あふれるオーディオルームにもなる。

インフォテイメントではいち早くApple CarPlayとAndroid Autoに対応し、8インチのタッチスクリーンと10台までのBluetooth対応機器を接続できるなど、日常的に使っているスマートフォンをそのまま利用できる便利さがある。

インテリアはフルレザーシートが標準装備され、ピアノブラックとシルバーの多用でアメリカンを演出。ダッシュボードの赤いステッチやパンチングレザーを使い、ドアトリムにバックスキン、レザー、ウッドなど素材も複数使いで高級感を増している。もちろん、感触もソフトタッチに仕上げてあるので、なおさら高級リビングの印象にも感じる。


運転席に座ってみると、意外にもポジションが低いことに驚く。BMWと同じようにポジションが低いのだ。その意味するところは当然ダイナミック性能へのこだわりだ。もちろん電動パワーシートで好きな高さを選べるのだが、そこまで下がるのか、という意外性もあった。

開発の背景にはドイツ・ニュルブルクリンクでの走り込みをしたモデルでもあるわけで、ある意味、この低いポジションは当然の理屈なのかもしれない。マグネティックライドコントロールは、ドライブモードに連動して減衰が変わり、1/1000秒でレスポンスするダンパーはスポーティにもラグジュアリーにも変化する。

ドライブモードは、ツーリング、スポーツ、スノー/アイスとあるが、いずれのモードでも微低速のフリクションがなく、滑らかな動きがあり、その先はしっかりとした剛性感を感じさせるサスペンションになっている。また、ブレーキにはブレンボ製のフロントブレーキを装備し、そのしっかり感かららも「走り」を意識できるラグジュアリーモデルになっている。


ステアリングはZF製の電動パワーステアリングだが、ドライブモードに併せて手応えも変えてくる。ツーリングモードが、通常走行のモードで、その際、ハンドルは軽く、高級車らしい手応えで、女性でも気軽に操舵できる軽さだ。スポーツにすると、手応えが増し、メーターの表示も変わりスポーティな演出がされ気分も上がる。

走りを中心としたダイナミック性能では、ドイツ車をライバルと見る性能追求があり、一方で居住性やブランド訴求といった点では、徹底的にキャデラックらしさを追求し、ラグジュアリーを要求性能としているモデルだ。この2つのコンセプトをキャデラックブランドの中で融合させたモデルが、CTSという正統派セダンということだろう。<レポート:高橋明/Akira Takahashi>
 

【価格】

・キャデラックCTS セダン プレミアム:710万6400円(税込)
 


 
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(Auto Prove 高橋 明)

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