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ニューモデル 2018.10.11

ジャガー・ランドローバー ソリフル工場2週間停止へ 「トリプルパンチ」が理由

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もくじ

ー オーダーや雇用には影響無し
ー 世界全体で12.3%の販売減
ー 英国政府の政策が鍵

    英国のEU離脱、失業率悪化 JLRボスが指摘 ディーゼル逆風も懸念

オーダーや雇用には影響無し

ジャガー・ランドローバーは、世界での9月の売り上げが大幅に落ち込んだことを理由に、ソリフル向上を今月後半に2週間にわたって閉鎖すると発表した。

同社は市場の需要変化に合わせ、すでに工場からの出荷を制限している。ジャガーXE、XF、XJなどを担当するキャッスル・ブロムウィッチ工場ではクリスマス頃まで週に3日のみの操業となる。ソリフル工場は10月22日から2週間操業停止となるが、これによる雇用への影響はない。

JLRのスポークスマンは「企業としての収益性を確保するため、ジャガー・ランドローバーでは事業の効率性の追求および世界的な需要変動に対応して行きます。その一環としてソリフル工場を2週間閉鎖するという決定をしました」と語った。

「顧客のオーダーには影響はなく、従業員らは操業停止期間中にも給与が支払われます」

世界全体で12.3%の販売減

今年9月には世界全体で5万7114台を売り上げたが、これは昨年同月比で12.3%の減少だ。しかしJLRはレンジローバー・ヴェラールやジャガーIペースなどには「強い」需要があるとしている。

もっとも大きな影響を受けた中国市場では、その売り上げは46.2%減少した。JLRはこれを関税の引き上げや貿易摩擦が原因だとしている。欧州での売り上げも4.7%減少している。

英国では9月に業界全体で20.5%の売り上げ減少が見られているが、JLRの減少は0.8%にとどまっている。これはディーゼルの需要低迷やサルーンの不人気、それにEU離脱にともなう不透明感が原因だ。

英国自動車業界で最大の労働組合であるユナイトによれば、ブレクジット、ディーゼルに対する政府の混乱、電動化支援への及び腰による「トリプルパンチ」を受けているとのことだ。

英国政府の政策が鍵

「英国は世界でもっともクリーンなディーゼルエンジンを作っているにも関わらずそれを危機に追い込んだ上、でたらめなブレクジット政策により英国の自動車業界とサプライチェーンがダメージを受けています」とユナイトのデス・クインは語った。

「ここ10年間にわたり、ジャガー・ランドローバーの従業員は必死にその将来のため頑張ってきました。しかし政府はここに来て彼らをヒーローからゼロへと転落させる危機に直面しているのです」

ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペッツCEOは以前にも市場の不透明感を指摘していた。もしブレクジットが適切に行われなかった場合、JLRだけで「数万人の」雇用が失われると語った。同社は現在英国内で4万人の従業員を抱えているほか、そのサプライヤーを含めればさらに多くなる計算だ。

しかし、JLRは今後も「2010年以来40億ポンド(6000億円)にわたる新製品や新技術への多大な投資を通じ、将来も英国内の工場での生産を続けられるよう準備を整えます」としている。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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