「Cセグメントは欠かせない」
ルノーの電動化部門トップ、ジャイルス・ノルマンによれば、メガーヌ・クラスのEVは欧州における同社のEV計画に欠かせない存在だという。
ゾエは現在、日産リーフを抑えて欧州で最も売れているEVで、2022年までにはトゥウィンゴ・クラスのK-Ze(写真白)も欧州デビューするようだ。
しかしノルマンいわく、ルノーは「より大きなモデルを確実に必要としている」という。
「ゾエはBセグメントで、パリショーで公開したK-ZeはAセグメントとして登場します。ですから、次は大きいモデルが必要なのです。われわれのEV戦略は非常に明快で、欧州で重要視されているA、B、Cセグメントのモデルを投入するのです」
ノルマンは、Cセグメントに登場するEVは、カジャーと同等のモデルになるだろうと述べた。「世界のトレンドはSUVですから、やはりSUVとして登場させるのが良い方針でしょう」
Cセグなら、航続距離500kmを目指す
ゾエとK-Zeの航続距離は、それぞれ299kmと251kmだが、Cセグメントの電気自動車SUVはより長い航続能力を備えるという。
「ゾエの購入者について詳しく調べると、そのうちの80%は現在の299kmで不便を感じていないようです」とノルマン。
「しかしCセグメントとなると、その割合は60%まで下がります。そのため、さらに長い航続距離が必要なのです。2020年までには、実際の航続距離が500kmに達するモデルを提供したいと考えており、開発を進めています」
プラットフォーム新規開発 日産/三菱とも共有
このモデルは2022年までに登場予定で、新しいコモンプラットフォームであるCMF-EVをもとに開発されている。
CMF-EVは日産や三菱とも共有される予定で、モジュラーとして多くのモデルで使用される。しかし、次世代のゾエでは使用されないようだ。なお、CMF-EVを用いるモデルは、フランスにあるルノーのドゥエー工場で生産される予定である。
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