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ニューモデル 2018.10.4

ヨコハマタイヤ アイスバーンに密着して止めるアイスガード6

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冬の道路で最も緊張するシーンは、アイスバーンを走行するときだろう。スタッドレスタイヤにとって、最も滑りやすいアイスバーンでどれだけグリップ性能を発揮するかが気なるところだ。ユーザーを対象に行なわれる調査でも、氷上でのブレーキ性能を重視するという回答が最も多い。

 

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氷で効く

<トレッドパターン>
ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤ「iceGUARD 6(アイスガードシックス)」には、アイスバーンでのグリップ性能を高めるために様々なテクノロジーが投入されている。まずはトレッドパターンだ。アイスガード6には非対称パターンが採用されている。

イン側はアイスバーンやウエット路面での接地性を高めるパターンで、アウト側は降雪路面、ウエット路面でのグリップ力を高めるパターンとなっている。イン側のパターンには「パワーコンタクトリブ」を採用し、幅広のリブ部で十分な接地面積を確保し、同時にハの字形状のサイプ(細溝)により、さまざまな方向でエッジ効果を生み、グリップ力を発生させるという役割を果たしている。


アウト側のパターンには「ライトニンググルーブ」を採用。その名称の通り、稲妻のようなジグザグの太めの溝形状で、エッジ効果で制動性を高め、ウエット性能にも貢献する。そのジグザグ部と交わる横方向の斜め溝との組み合わせで、トライアングルスポットを形成している。この部分は雪道での雪柱せん断力によるグリップ力を生み出し、雪上性能を高めるという役割を持っている。

そして摩耗が進行した際にもエッジ効果を持続させるため、トレッド面全体に刻まれたサイプに、「クワトロピラミッドサイプ」を採用している。極細の溝は、アイスバーン表面の水膜を毛細管現象で吸い上げる役割を持っている。この多数のサイプによるブロック剛性の低下を防ぐことが必須となる。従来は、トリプルピラミッドサイプが採用されており、サイプの切れ込みを3段の立体形状にし、サイプに力が加わったときには互いのサイプが支え合うことでブロック全体の動きを抑え、剛性を高めていた。さらにブロックとブロックの合せ目の上下には凹凸のディンプルを設けることで摩耗が進行しても、ディンプルの角がエッジ効果を持続させていた。


しかしアイスガード 6はさらに「クワトロピラミッド・ディンプルサイプ」に進化している。これまでの3段から4段の立体切り込みサイプとなっているのだ。この多段の立体サイプにより、走行中にサイプが互いに支え合い、ブロック剛性をより高めることができる。

さらにまた、トレッドのブロック部の表面には斜め方向、トレッドの左右端部には横方向の「マイクログルーブ」とは呼ばれる極めて微細な溝も刻まれている。その役割は、いきなりタイヤを使い始めても氷上において高いレベルの排水効果やエッジ効果が得られようにするためのものだ。
 

プレミアム吸水ゴムを搭載

タイヤがアイスバーンの上で滑る原因に、氷の上の水でスリップすることがある。だから氷の表面の水膜をどれだけうまく吸水できるかがキーになるのだ。アイスガード6のコンパウンドには、最新技術で開発された「プレミアム吸水ゴム」が採用されている。


アイスバーン表面の水分を吸い上げるために、均一分散された「新マイクロ吸水バルーン」の空洞部で氷面の水分を吸水する。そして、この新マイクロ吸水バルーンを形成する殻の部分は、氷面と接するときにはスパイクのような引っ掻き効果も生み出し、グリップ力をアシストしているのだ。さらにゴムに配合されている「エボ吸水ホワイトゲル」のゲル部分も吸水機能を持っており、こうした2つの吸水機能を持つアイスガード6は、アイスバーン上の水分を吸い取ることで路面への密着性を高めてグリップ力を発揮するのだ。

またゴム全体は新たにシリカ高反応ホワイトポリマーを採用したことで、シリカが従来より均一にゴム内に分散され、その結果よりしなやかになり、アイスバーンの氷面の微小な凹凸により密着することでもグリップ性能を発揮しているのだ。

従来のタイヤとの比較では、アイスバーン上でのブレーキ性能は15%向上しているデータがある。
 

テスト試乗

実際に横浜ゴムの北海道にある室内テストコースのアイスバーン(正式には屋内氷盤試験場と呼ぶ)上で、比較テストできた。このテストではアイスガード 6のグリップ性能を体感でき、室内の氷は零度で、普通の靴では歩くのも危険というツルツルのアイスバーン状態に管理されている。



テストは、従来モデルのiceGUARG 5プラスとiceGUARD 6との比較で、30km/hからのフルブレーキではiceGUARD 6の方が明らかに制動距離が短かかった。そしてブレーキペダルを踏んだ瞬間にiceGUARD 6の方がよりはっきりと減速Gを感じることができ、ドライバーとしては安心感が高いことが体感できた。


またこのアイスバーンのテスト路面でパイロンを置いたスラロームでは、iceGUARD 6の方がステアリングに手応えが感じられ、ステアリングの操舵に対しての車体の反応もより早く、アイスバーン上での横方向のグリップ力が高いことも確認することができた。

 

性能長持ち

スタッドレスタイヤに関するユーザー調査では、氷上性能の重視に次いでスタッドレスタイヤの効きが長持ちするかどうかについても関心が深い。そのためアイスガード6はスタッドレスタイヤとしての性能をより長持ちさせる技術を投入しているのだ。それは、時間が経ってもゴムが硬化しにくく、4年後でも性能を維持するようにしている、というもので、ice GUARD6に新規採用した「オレンジオイルS」を配合している。


そのため、ゴムのしなやかさが長く持続し、経年使用に伴う性能低下の幅が少なくなっているわけだ。メーカーのデータでは約4年間はしなやかさが持続するとされ、摩耗限界までスタッドレスタイヤとしての性能を維持できるのもアピールポイントとなっている。
 
横浜ゴム 関連情報
ヨコハマタイヤ iceGUARD6 公式サイト
横浜ゴム 公式サイト

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(Auto Prove Auto Prove 編集部)

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みんなのコメント

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  • yel*****|2018/10/05 21:48

    違反報告

    東北や北海道ではBSのシェアが大きいと聞くが、オレもBSの最新タイヤを4本で10万超えた。
    まるで夏と同様に走れるかのごとく宣伝しているが、どうだろうか、乾燥路面と同様に走られる訳でも無し。
    ある意味「誇大広告」では無いかと思う。
    毎年々、高性能を宣伝するがそれほど違うのか!。
    まるで昨年のタイヤはもう使えません、みたいな宣伝では無いか!。

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