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ニューモデル 2018.9.10

BMW X4 新型はX3と差別化、ファッション性とスポーツ性を向上…商品担当[インタビュー]

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ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、2代目となるSAC(スポーツアクティビティクーペ)の『X4』(BMW X4)を発売した。初代登場から約4年と比較的早いタイミングでのモデルチェンジだ。

■主要なシリーズとなったXモデル群

    もうニッチな異色モデルとは言わせない!? BMW X4が5年待たずに速攻フルモデルチェンジ

「BMWの“Xシリーズ”は世界のBMW販売台数の1/3以上を占めるまでになった。また、日本での販売台数は2010年から2017年までで倍増した」とは、ビー・エム・ダブリュー代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏の弁。また、日本で販売した最初のディーゼルやハイブリッド、プラグインハイブリッドは全てXシリーズからだった。

また、「今年はXモデルの年だ」とクロンシュナーブル氏。2017年後半に、「高級かつ実用的な中型スポーツアクティビティビークル、X3をリニューアル。その後全く新しいミレニアル世代に向けたスポーツアクティビティクーペ、『X2』を発売.さらにそう遠くない未来に全く新しいモデル、『X7』と、EVの『i X3』を導入する」と発表した。

■“パワフルスタイル”なエクステリア

今回導入されたX4についてクロンシュナーブル氏は、「魅力的なデザインと、スポーティなパフォーマンスを持ち、このセグメントの新たなスタンダードとなる1台だ」と紹介。

その特徴は5つ、エクステリアデザイン、パワー、運動性能、インテリア、ドライビングアシストテクノロジーだ。

まずエクステリアデザインでは、X4は卓越した存在感を持っており、それを“パワフルスタイル”と社内では呼んでいる。具体的には、「フロントはたくましく躍動感があり、しかもエレガントだ。また、風を切るようなシャープなクーペデザインはまさにX4のスポーティさを際立たせている」とクロンシュナーブル氏。リア周りでは、「彫刻のように深く刻まれたラインと、細長いLEDランプが個性のある重心の低いデザインを見事に象徴している」という。そして、「BMW Xモデルならではの特徴と、クーペのスタイリッシュなプロポーションが組み合わされ、いわゆるSUV、スポーツユーティリティビークルではなく、まさにスポーツアクティビティクーペ、SACと呼ぶにふさわしいクルマといえる」とコメントする。

■クラスのスタンダードを目指す装備

パワーでは、X4には4気筒2リットルの「X4 xDrive30i」と6気筒3リットルの「X4M40i」がラインナップされ、特にBMWでは6気筒エンジンのX4 M40iを強調する。“M”の名を語るこのクルマは、BMW Mパフォーマンスモデルで、「文字通りロケットスタートを可能にするローンチコントロールも備わっている。静止状態から100km/hに達するまでにわずか4.8秒だ。このスリリングなエンジンは、そのサウンドも加速力も力強くBMWの駆け抜ける喜びを完璧に表現している」と高評価だ。

また運動性能に関しても、全てのモデルバリエーションにMスポーツサスペンションを標準装備されたことを踏まえ、「低重心化と軽量化により過酷な条件下でも俊敏な走りを提供する」と述べる。

インテリアの特徴についてクロンシュナーブル氏は、「ひとクラス上の高級感がある。インテリアトリムや仕上げのクオリティは比類がなく、上質な素材を使用しエレガントで洗練されたデザインだ」とし、「アンビエントライトが標準装備され、お客様はムードに合わせてインテリアの照明の色を変えることができる」という。そのほか最新のナビゲーションや大画面のタッチスクリーン付きコントロールディスプレイ、高解像度のヘッドアップディスプレイなども装備。「自然な話し言葉で利用できる音声入力、ジェスチャーコントロール機能なども装備され、インテリアの全てがこのセグメントでは群を抜いている」と話す。

最後のポイントは最先端のドライビングアシストテクノロジーだ。「安全性と快適性を高める各種ドライバーアシストシステムが、運転時の安らぎと駆け抜ける喜びを一層確実なものにしている」。アクティブクルーズコントロールや、ステアリング&レーンコントロールアシストは「走行車線を維持し、前方を走るクルマとの安全な距離を確保する。これは決して新しいテクノロジーではないが、新型モデルの開発と並行して動作の正確性や使い勝手の良さを改善し続けている。こうしたアシスタントシステムはもはや一般的で、日々の運転にも有用だ」と述べ、「X4がこのクラスで新たなスタンダードを確立する要となっている」とした。

そのほかにも、「乗る人や荷物のための卓越したスペースに加え、本物のオフロード性能を備えている。荒れた路面、砂利道、深い雪の積もった道、急な斜面も苦にならない。優れたアトラクション、高い地上高、大きなアプローチアングル、デパーチャーアングルなどX4はあらゆる特性を備えている」と説明した。

■今後の伸びが期待できる“M”

今回のX4で同社が強くアピールするのはX4 M40iだ。前述の通りMディビジョンが手掛けるこのクルマ。まずこのMモデル全体の販売状況について、同社営業ディビジョンBMW Mセールスマネジャーの松井優希氏は、「2017年の販売登録台数は過去最高を記録。2018年も累計の数字では昨年達成した過去最高記録を上回る数字を推移している」と好調をアピール。

現在BMWには大きく2つのサブブランドがある。ひとつは、「次世代モビリティの象徴、プレミアム次世代モビリティのBMW iブランド。そしてハイパフォーマンスやダイナミックといった象徴のBMW Mモデルだ」と松井氏は紹介。

このMモデルの歴史は、1972年に、元は“Motorsport GmbHといい、モータースポーツでレースに勝つためのクルマの開発からスタート。1993年”M GmbH“と名前を変えて、高性能モデルであるMモデルを始めとし、Mのパフォーマンス用パーツの開発、また”BMW INDIVIDUAL”という特別注文モデル、そしてBMWドライビングエクスペリエンスというお客様向けのドライビングスクールといった多岐にわたる業務も行っている。

■今後拡大基調のMパフォーマンスモデル

現在のモデルラインナップは大きく2つに分けられる。ひとつはBMW Mハイパフォーマンスで、『M2コンペティション』をはじめとするモデル群だ。「レーシングカーやモータースポーツの思想が開発のメインキーとなり、究極のドライビングプレジャー、究極のシュアドライビングプレジャーを叶えてくれるモデル。また走りに妥協しないBMWにおいて最も高性能なモデルを運転したい、そういうお客様向けのクルマである」と松井氏。

そしてもうひとつは、X4M40iに代表されるBMW M パフォーマンスモデルだ。「ベースモデルとMハイパフォーマンスモデルの真ん中に位置するクルマで、当然のことながら、Mの設計基準でできている紛れもないMモデルだ」と強調した。

ハイパフォーマンスモデルとの違いについて松井氏は、「例えばM2はどちらかというとサーキットでの限界走行、ラップタイムにこだわりのあるお客様向け。パフォーマンスモデルはサーキットでの限界走行までは求めないが、普段の街中での走行や、普段使いにおいてワンランク上のパフォーマンスを手に入れたい、満足感が欲しいといったお客様に最適なモデル」とその差を説明。

そうしたコンセプトを踏まえ、X4M40iのパワートレインは360ps、500Nmを発揮し、「普段使いでのパフォーマンスは十分なパワートレインだ」とした。

そのほか、M40iの特別な装備として、21インチホイールのほか、グリルやエアインテークの色味を変えていることを挙げ、「スポーティさや存在感を増し、一味違う味を出しているクルマなのだ」と述べた

2018年9月現在、Mモデルは全てのベースモデルにラインナップされてはいない。しかし今後は、ハイパフォーマンス、パフォーマンスの両ラインで、「今後数年で拡大する計画がある。特にパフォーマンスモデルの拡大には力を入れており、ここ数年で多くのモデルが導入される予定だ」と松井氏は語った。

X3との差別化が大きな理由

冒頭に約4年と短期間でのフルモデルチェンジと記した。そのあたりの理由について、BMWブランド・マネジメント・ディビジョンプロダクト・マーケティングプロダクト・マネジャーのデスクビクター・ファンウネン氏は、まず、プラットフォームの刷新から話をする。「新型はホイールベースを55mm延長し、『7シリーズ』や『5シリーズ』と共通のFRプラットフォームを使っている。『X3』も同じプラットフォームだ」としたうえで、「先代はX3を低くしたイメージという意見もあったことから、X3と根本的にデザインを違えるために、車幅も大きくした。また、新しいXモデルのデザインランゲージを採用し、ファッション性とスポーツ性を両立したクルマに仕上げたのだ」と早期モデルチェンジの理由を語る。

また、近年デビューした『X2』との住み分けについては、「まずサイズ。そしてユーザー層が違う」という。「X4はヤングファミリーがメインであるのに対し、X2はミレニアル世代の成功者、地位のある人たちがターゲット」とした。

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(レスポンス 内田俊一)

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